人気ブログランキング |

月下逍遥

fuko346.exblog.jp
ブログトップ

西行桜と 三井の桜

a0236300_10571989.jpg
大津市伝統芸能会館にて
西行桜 おシテは 味方 玄さん

西行はワキで この桜の精が ただ 「桜に咎はないものを」と 序の舞を舞うだけ、といってしまえば それだけ。
老木なので 翁の姿ですから 地味でもあります。

なのですが、
じいっと見入って(聞き入って)しまいました。
翁の姿の 味方さんから 何かが 匂い立つ。
翁の顔(面 おもて)が 若くなったり 老けたり 力強くなったり 静かになったり。
またしても 能は 不思議なものであることよ、と 感じたことでありました。
素人のものいいですが このお能 すごく難しいのではないかしらん。

ところで この会館は三井寺のお隣にあります。
湖国も下界は 桜が満開、車での道々 その姿を見ていたので 桜見物して帰ろ、と 心つもりして行ったのですが、、、ありゃ~、凄い人。
前日の伏見よりも ぞろぞろぞろ 駐車場には行列が。

ということで 渋滞をいいことに 車の窓から見学。
疎水の桜は おそらく 木の盛り。
それはみごとな 咲きぶり です。
a0236300_11084980.jpg
a0236300_11091412.jpg
三井の桜には 想いがたくさん。
一度、いのちのゆく先を見たような気がしましたが。
そのまた先の 何かを変容させるのには 今年は まだ なのでしょう。
来年の平日にでも 訪れてみましょう。


by fuko346 | 2019-04-09 11:39 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(10)
Commented by higurete at 2019-04-09 12:15
こんにちは。
三井の桜は美しいのでしょうね。
春爛漫。

お能「西行櫻」
前半は華やかさにみちているけれど、後半の何とも言えない閑寂さに胸がうたれてしまいますね。
盛りの桜、散り際の桜、葉桜の頃、幹の骨格だけの桜木。
桜ほど情緒をかきたてられるものはないような気がします。

いつも素晴らしいお着物と帯にため息が出ています。
お茶にお能。能管。
お着物をお召しになる機会が多いのでしょうね。
眼福をいただいております。
Commented by fuko346 at 2019-04-09 22:25
> higureteさん
三井寺とすぐ側の琵琶湖疎水の桜は素晴らしいです。
ちょっと前まで こんなに混んでなかったのですが、、、。

きもの 好きなんです。
きもの狂い かも 笑
布の美しさに ざわざわしてしまうのです、そういうものを着て
歩けるってすごいと思いません?
できれば おでかけは みなきもの にしたいのですが、なかなか
そうはいきませぬ (~_~)

普段は なってこった っていう格好で菜園で土いじりしています。
Commented by 神奈川絵美 at 2019-04-10 20:58 x
こんにちは。お能の知識はないのですが、風子さんのレポート拝読するに、桜の四季折々の表情を、人生になぞらえて舞っているような、そんな印象を受けました。面の表情が変わってみえるなんて、、、深い精神世界を感じます。
下の記事も拝読しました。桜満開ですね! お料理もとても美味しそう。心豊かになる春のひとときでしたでしょうね。
Commented by fuko346 at 2019-04-10 21:17
> 神奈川絵美さん
はい 書かれておいでのとうり なのだと思います。
おシテの味方さんは とてもお上手なので、それを表現できているのではないか、と。
って どう表現するのでしょうね、あの静かな動きの中に 見え隠れするものは
いったい なんなんでしょ。
謎 は 深まる 笑
Commented by macska at 2019-04-11 10:25 x
昨年、こちらで見ました。
その時は、
「一番舞うのはこれが最後です」
という方のでした。
そういう曲でもあるのですね。
Commented by fuko346 at 2019-04-11 21:07
> macskaさん
昨年、、、どなたかおシテ、だったのかしら。
同じ曲でも 同じお舞台は 二度ないので いろいろ拝見したいものです。
Commented by macska at 2019-04-12 01:21 x
喜多流の長田驍師でした。
他流でも拝見したいです。
Commented by fuko346 at 2019-04-12 23:21
> macskaさん
お返事 ありがとうございます。
おシテが違うと 違う。
流派が違うと もっと違うのでしょうね。

ただ求めるものが 同じなら 受け取るものは 人によるのかなあとか
思います。
Commented by つきのこ at 2019-04-14 08:35 x
風子さん
「西行桜」は一度だけ拝見したことがあります。
どなただったかしら・・?
動きが少ないので謡を聴き入り、
そのまま夢の世界へ行きましたね。
桜の華やかさと朽ち果てていく老木の儚さ。
ほんの少しでも感じ取れたら、良しとしてます。
Commented by fuko346 at 2019-04-15 10:57
> つきのこさん
心地良さそうに お休みのかたが けっこうたくさんおいでになりました。
お能って ほんとに気持ちよい うたたね、ができますよね。

ただ、この頃 ほぼ寝ないので なんでかな~
あっという間に終わってしまうのですよね、ああ、終わっちゃうって ちょと
悲しくなるくらい。
ああ、ここのは 解説とお能一番だけ なので集中しているのかもしれません。