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月下逍遥

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嵐の初釜 (2020)

昨日は 朝方の雨とその後の 強風、すごかったですね。
みなさまのところは どうでしたか。
そんな日に、初釜でした。
こちらは昼ごろには 雨が止んで助かりました。
嵐の初釜 (2020)_a0236300_11495912.jpg
初釜の写真はこちらだけ、で。
縁高に鎮座する 先生手製 の主菓子。
あんは 白あん さつま芋 柚子で できていて かすかに柑橘の香りを感じることのできる、とても 美味しいものでした。
今回は 仲間内での参加者で 正客に推されてしまったので、なかなかできない 正客の縁高の扱いのお勉強ができて良かったです。
今年も 新年から 美しい場所で美味しいお料理とお茶、お仲間や先生との穏やかで楽しい時間を味わうことができました。

もちろん 設え お道具 いろいろすてきだったのですが、今回 一番 こころに残ったことを記録に。
こちらでは人数によって 小間と広間を使い分けます。
私たちは6人だったので お食事だけは広間にて。
その前に 小間(独立した茶室です)に二回目に入ったとき 一度目とは お床が変わっているのですが、そこにあったもの。
お天気の悪さで にじって入った薄暗い茶室がなお暗く お床には 蝋燭がありました。
そして 目をあげると 竹の花入れに 真っ白な咲きかけの大輪の椿 一輪。
ゆらめく炎にほんやりと浮かんだその白の美しいこと。
背骨の裏あたりが きゅん、となりました。
花 に感動したのは 初めてかもしれません。

もう一つ。
外はものすごい風で その風そのものの音や なにやら落ちているような音や 茶室に当たっているような音がするのですが、小さな木造の茶室、蝋燭が二本灯っているだけの 薄暗さ、その中に静かにたてられる茶、なにやら結界の中にいるようで 守られているような安心感があったのです。
またもや この小間の茶室を作った利休さんの すごさ というものを感じてしまったのでした。

今日のきもの
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きもの 箔置の訪問着
帯   織 九寸名古屋
きものも帯も色目が出ていません。
このきものは もう20年くらい前に わあ きれい と感じて手に入れたものですが その当時はなんだか 華やか過ぎるようで数回着ましたが落ち着かず、久しぶりに取りだしてみたら あら、今のほうがなじみます。
これってなんなんでしょ。
嵐の初釜 (2020)_a0236300_12121275.jpg
帯は先月 大阪で目がくらんだものです。
おわかりになりますよね、この色目は もう 大好きです。
そして 地が黒っぽいもので それなりの格のある名古屋帯、という 買ってもいいものリストに当てはまるうえ 欲しかった雲柄です。
しかたがありませんよね(って なにが?)

自分なりに そのときに しっくりくる装いができたときは うれしいものです。
今年は 箪笥のこやしになっている品々を出してあげたいと思っています。
着る機会が たくさん ありますように。






by fuko346 | 2020-01-09 12:20 | お茶会と稽古 | Comments(11)
Commented by つきのこ at 2020-01-11 14:00 x
風子さん
こちらでも
遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます。

北鎌倉・東慶寺「寒雲亭」で初釜、初参加してまいりました。こちらの茶室でいつもお稽古していますが、
初釜となると空気が一変するんですね。

お茶の師匠のお点前で一服いただくのも
初めてで、特に濃茶が美味しかったです。

緊張も、いつも間にか
和やかな時の流れに変わり、師匠の懐の深さを
感じました。いい経験となりました。

今年もよろしくお願い致します。
Commented by fuko346 at 2020-01-11 23:02
> つきのこさん
今年もよろしくお願いいたします。

東慶寺での お稽古ですか。
それはまた風情がありますでしょうね。

お初釜は特別な日ですから その年に一度を 楽しみにしています。
「懐の深さ」
きっと とても素敵なお師匠さんなのでしょう。

お能とお茶
この国の文化の 基本の基のようなところを感じます。
といって 永遠にかじっているだけ でしょうけど、ちょっとでも
味わえたらなあと 思っているのでした。
つきのこさんも 楽しまれてくださいね。
Commented by Medalog at 2020-01-12 14:49
大変遅くなりましたが、本年もよろしくお願い申し上げます。

お床に蝋燭があるというのは初めてお聞きしましたがとても素敵ですね。
先生はその日の悪天候を見越してしつらえなさったのでしょうか。

若いときに華やか過ぎると感じたお着物が年を経てしっくりくるというのは私も経験あります。なぜでしょうね。
お写真の訪問着、現在の風子さんにとてもお似合いだと思います。たくさんお召しになる機会を作ってあげてください!
あと帯。色味も柄もとっても素敵です。
実は私も地が黒っぽい礼装帯を探しています。手持ちが白地ばかりなのです。袋か名古屋かは決めていませんが、お写真の帯のような格のある名古屋帯が一番使いやすいかもしれませんね。
今度、帯探しにお付き合いください。
Commented by 朋百香 at 2020-01-12 15:01 x
風子さま
今年も宜しくお願いいたします。
すっかりブログをサボっておりました。
どうもインスタの方が楽なので・・・

「大阪で目が眩んだ・・・」はい、よくわかります。
この色の組み合わせは私も大好物。
Commented by team-osubachi2 at 2020-01-13 08:03
拝読しながら小間にいる様子が浮かんでくる様でした。
点前もお道具もろくに覚えていない身でえらそな事は何も言えないくせに、
なんだか茶の湯の、事に小間にいる時に感じる宇宙感といいますか、
宇宙の一部みたいになってそこに居る感じ(個人的に勝手に感じる)がなんとも言えず好きです。
蝋燭の灯りのもとでことに映えそうなお召し物、、、美しいですね〜♡
Commented by 香子 at 2020-01-13 09:38 x
あぁ、こちらのお写真を拝見して上生菓子が食べたくなりました。
はい、食い気に走っております (^-^;;;
そして素敵な意匠の帯ですねえ。
ワタシも雲柄は持っていませんが好物です♪
こちらの雲、ちょっと見 宝袋のようにも見えておめでたい☆
Commented by fuko346 at 2020-01-13 12:26
> Medalogさん
どぅぞ よろしくお願いいたします。

こちらは 夜咄のお茶事を気楽になさるので 蝋燭の用意もあるのです。
薄暗い茶室に 和蝋燭の灯りは 美しいものです。

このきものねえ、手に入れた時は 呉服屋さんに「派手ではないかしら」とかなり
聞いたような覚えがあるのです。
たぶん、まだ きものそのものにも 慣れていなかったのでしょう。
今となっては もう ずっと着ちゃいます (^O^)

この頃 おそらくユーザーの要望で、だと思うのですが 格のある名古屋帯 ちょと
増えてきたように感じます。
式典には無理でしょうが、なにせ袋帯は重いので、なるべく名古屋で、と思っています。
なにがなんでも袋帯って これ 呉服業界の陰謀だったりするかも ですよ~。

Commented by fuko346 at 2020-01-13 12:28
 もちろん 喜んでお買い物ご一緒します。
自分の買いものでなくても うきうきうき♪

Commented by fuko346 at 2020-01-13 12:30
> 朋百香さん
ブログの更新がないので どうなさっているのかなあ、と思っていました。
そうでしたか インスタで。
インスタは 参加していないので ブログのほうも ちょこちょこお願い
したい、です。

目が眩む ヨロコビ 久しぶりに味わいました。
Commented by fuko346 at 2020-01-13 13:12
> team-osubachi2さん
はい 小間の茶室の静謐感と それなのに感じる安心感は 他では
味わえないもののように思います。

私も不勉強で ただただ その雰囲気を味わっているだけ、なんですが
 ああ こういう場で これを知ることができたというのは ほんとに
 恵まれているなあと思うのでした。
Commented by fuko346 at 2020-01-13 13:15
> 香子さん
美味しかったです、ちらは。
それに 先生の練ってくださったお濃いが それはそれは 美味しくて
うっとり でありました。

雲柄 ずっと探しておりまして。
いいなあと思う袋帯があったのですが それはちょいと予算が、、笑
これは それも含めて めでたし めだし であります。