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月下逍遥

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山陰への旅 その二 2021.10(島根の源泉かけながし温泉)

10月3・4日と キャンプ場で過ごした後は 温泉旅へ。
出雲方面へ向かいます。

ふと見付けた立ち寄り場所
以前 こちらに来た時に 奥出雲はたたら製鉄の盛んな場所だったことを知り それをうかがわせる場所にも行きました、こちらはその中心地であって とても栄えていたようです。
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鉄の歴史博物館
島根県雲南市吉田町
この地でのたたら製鉄のことを知ることができます。
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昔の街並みが残っています。
こちらは 鉄山師 田部家の蔵 奥にたて直されたお屋敷。
膨大な富が集中していたのでしょう、今も続く 島根のお殿様待遇のように地元の説明では聞こえました。
が、私はいつも こういうものを見、いかに豊かな家であり 地元にもいろいろ尽くしたと聞いても、その下で 貧しく激しい労働をしていた人たちのことを思ってしまいます。
富が集中しなくては ある意味 文化も育たないのでしょうが。

宿へ行く前に 一度訪れてそのお湯の良さに うなった 千原温泉に 浸かりにいきます。
前回 訪れたときに絶賛しております。
今回も 感激する お湯の良さ でありました。はぁ~気持ち良かった。

今夜のお宿はこちら。
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小屋原温泉 熊谷旅館
島根県太田市三瓶町小屋腹
炭酸水素塩泉 炭酸泉  豊富にかけ流し
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目的はこちらでございます。
ふゎ~ 極楽湯、うわさ以上でした。
客室4室 ほぼ同じ大きさの ゆっくり二人は入れる 家族風呂が4っつ 並んでいます。
つまり常にかけ流しの温泉を一人じめ できます。
泡付きの良さは 今まで一番、ではないでしょうか。
素晴らしい泉質、でした。
すぐに体中が真っ白けになるほどの泡付き ぬる湯 大好物!
う~ん 今ままで一番のお湯か、、、、いや、、、あちらか、、、悩む。
え~例にもれず お宿は古びておりまして食事も簡素ではあります、が、お湯好きには一度は訪れてほしい です。

翌日は以前泊ってとても良かったこちらへ再訪。
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奥出雲湯村温泉 湯乃上館
島根県雲南市木次町湯村1336
アルカリ単純泉 豊富にかけ流し
こちらも以前訪れた時に感激して絶賛しておりますので 詳しくは省略。
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前回はお部屋食でしたが、今回は藁ぶき屋根の囲炉裏の部屋でお食事を。
じわじわ炭火で焼かれているのは 目の前の川でとれた鮎、です。
ご主人が あれこれ炭で焼いてくれます。
こちらは二組しかお客をとらず、この日は私たちだけでしたので、奥さんも混じってなんやらかんやらお話もできて 楽しかったのでした。
(水害やコロナでとても大変なお話も身につまされました)

こちらは 温泉宿としては 今まで行った中では 一番 ではないか、と感じています。
(宿 建物だけ お湯だけ 食事だけ 回りの風景だけ、となると もう あれこれ悩みますが)
泉質もよく 豊かにかけ流されている極楽湯 かつ 独占もできますし、なにより お食事美味しいです。いわゆる旅館の豪華なものとは違います。
ご主人夫婦も良い です。
おすすめのお宿でございます。
また 絶賛してしまいました。
今度は 冬 鴨の季節に訪れたいものです。

最後7日は ちょうど時期なので 鳥取梨の選果場へ行き 上質の梨24コ入りを一箱仕入れ、一路帰途につきます。
(山梨の桃で選果場に味をしめました)

来たときは山陽道からでしたので今回は北へ出て鳥取道で。
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日本海。うつし~。
今回の旅は ちょっとだけ曇りましたが 晴天続き 季節外れの暑さ、でありました。
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最後に 何度も通っているのに 道の駅には行って 参拝していいなかった白兎神社へ行きました。あ、因幡の白兎の あれ、です。
ということで四泊五日の山陰の旅は終了。
どうも 写真を獲るのがおっくうになって ごくごく簡単な備忘録であります。
今回も大満足でありました。
山はいいなあ、本物の温泉いいなあ、生き返るなあ。



by fuko346 | 2021-10-12 18:14 | 山と温泉と旅 | Comments(9)
Commented by 神奈川絵美 at 2021-10-12 21:13 x
こんにちは! いつもながら素敵な旅行記。囲炉裏を囲んでの
アットホームな語らいが聞こえてきそうです。
温泉の独り占めもなんとぜいたく! いいお湯につかって
ほーっとため息ついてみたーい!(笑)

富の集中…私、岩国を訪れたときに思ったのですが
富をもった人がいるからこそ昔からの文化遺産や美術工芸が
散逸せず受け継がれている一面もあるし、
なんとも複雑ですよね・・・。
Commented by fuko346 at 2021-10-12 21:28
絵美さん
そうなんです。
日本中 すごいお屋敷があるわけ、です。
で、おっしゃるように そのおかげで 素晴らしいものを
今 私たちはみられるわけですが、、
豪農の家でしたら 小作人たちはどんな暮らしをしていたの
だろう、とか この たたら製鉄でしたら たたら場の
下のほうの労働者はいったい いくらの賃金をもらって
どんな暮らしをしていたのだろう、とか。
そういうことって 表に出ていないのでわからない、の
ですよね。
と書いて 現代でも 同じかも、、、
富裕層とその日の食べ物にも困る人たち。
んん~~~。
Commented by 香子 at 2021-10-13 07:06 x
くぅ〜、いいなあ〜☆
こちらはまだまだ県境越えはしておりません。
あぁ、憧れの温泉〜♪♪♪
年内は無理でも来年の始めくらいには行きたいものです。
第6波が来ませんように・・・(-人-)
Commented by 朋百香 at 2021-10-13 14:18 x
風子さま
いつもながら素晴らしい温泉旅行、ありがとうございます。
行ける時に行っておくもんですよ。
うちはもう、夫が無理。
風子さんのレポで行ったつもりになっております。
それにしても、良いお湯の質というのが、お写真からも伝わってくるようです〜。
Commented by fuko346 at 2021-10-14 09:23
> 香子さん
お宿のかたも うちは東京からのお客さんが多いのだけど
10月に入ってもまだ予約は少ない、って話てました。
感染者の多い都市部からの移動は まだまだですかね~。

早く 心おきなく 旅ができるようになるといいですね。
Commented by fuko346 at 2021-10-14 09:29
> 朋百香さま
かいつまんでしまって、、、、5日分のダイジェストですが
楽しんでいただけたら うれしいです。

いいお湯を知ってしまうと もう それなしには生きられない 笑
島根に名湯あり って 知られていませんよね。
って けっこうマニアックなお宿が多いので 一般受けはしないの
かもしれません。
Commented at 2021-10-16 14:04
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by team-osubachi2 at 2021-10-19 17:36
たたら製鉄の地と、湯乃上館、私もまた訪れたい場所の一つで、
風子さんの日記で、しばし記憶の余韻に浸れます。
貴方此方リピートも叶わず、丘の上にいるばかりの日々ですが。笑
Commented by fuko346 at 2021-10-20 08:55
> team-osubachi2さん
あのお宿はいいですね。
今度は 冬に 鴨を食しに行きたいと思います。
tomokoさんも 落ち着いたら 始動してくださいませ。

行きたいとこには 行っておかないと のシフトに入っているので
コロナをにらみつつ うろちょろは続きます (^O^)