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月下逍遥

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2019年 11月 03日 ( 1 )

一椀の 茶

一椀の 茶_a0236300_13482353.jpg
茶杓に抹茶をすくってみました。
一般的に 薄茶では一杓半 濃茶では 三杓、といわれています。
が、ご覧になってわかるように 茶杓の形状、またはどのくらいで 一杓なのか、によってお茶の量は変ってきます。

今のお稽古場で そうか、と改めて教えられたことは お茶事をするための 稽古、である、ということと、美味しいお茶をたてること。
お茶事は先の長い話ですが 美味しいお茶、というのは 当たり前のようですが、できていないことが多いような気がします。

同じお茶を 同じ釜の湯でいれても 味も喉越しも まったく違う ということが ままあります。

その日の 気候 釜の湯の温度、茶碗の形状、お茶の量、茶筅の振り方、お湯の量、その他たくさん 思いを致すところはあるのです。
最後には 美味しいお茶を差し上げたい、という 一心、です。

たてたお茶を 自分で飲む 自服のときがたまにあって ぎょ、美味しくない、、、と、がっかりして さらに こんなものをお出ししていたか、とうなだれてしまうことも多いです。
点前がおぼつかないときは もう いわずもがな、、、。

お稽古に行っても お点前の練習がない、ときもあって 回数はそう重ねておらず(お休みも多い)、お濃い茶にいたっては まだ ん~ 10回は ないかも、ですが 先輩がお稽古しているときに目をこらし 先生の注意に耳をそばだて、ああ、そうか そうするのか、と自分なりにどうすればいいのか 考えてはおりました。

そして 昨日のお稽古で 先生に 久しぶりに美味しいお濃い茶をいただきました、とほめてもらったので 有頂天 です。
「美味しいお濃い茶」 の 成功体験ができたわけで といっても次はどうなるかわかりませんが、目指せばよい見本、を知ったわけで、とっても うれしいです。
身体が 一度 感覚を 覚えました。
美味しいお濃い茶がたったときは 茶筅も茶碗も汚れません。
それも 清々しくて うれしいことです。

昨日は 4人さんに 差し上げたので 茶杓に12杯のお茶、ということになりますが、すくう途中で うまくすくえないときがあって 足りない、と感じたので もう二杓、足しました。
一回目のお湯も どうも練るには足りない、と感じたので 少し足しました。
練っているときの できた という感覚は まだ 少しわかりません。

あれこれ 足したりせず 美しくお点前をして 美味しいお茶を 毎回 たてることができたら本望ですが これは 自分なりのお茶事をすることができるとき、より もっと遠い目標のような気がします。

「上がり の ない道」って 楽しいですね。




by fuko346 | 2019-11-03 14:27 | お茶会と稽古 | Comments(7)