月下逍遥

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カテゴリ:きもの( 51 )

おびじめ いっぽん

某 京は老舗呉服卸のお店の催事へ行ってきました。

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夏に使える細めの帯じめの数が揃っていないので こちらは即決、です。
今までは ほぼ夏には三分紐に帯留だったのですが、お茶関係に帯留は使えないので、夏、単衣用に購入。
いわゆる夏用の帯じめは あまり好きではありません。

帯じめ 一本でもうれしな。
病気ねえ。

良いお品の揃っているところなので あれこれたくさん見せてもらって 楽しい 楽しい。
今日は買わないの と お友達と入り口で誓って入ったのですが、やはりそうはいきませんでした。
といっても もうだめ、と決めている工芸品は 見るだけ、うっとり 眺めてきました。
でも あの小倉縞の帯 きれいだったなあ、、、(未練がましい)

で、しっかり「買ってもいいリスト」に入っているものを 賢くお買い物してまいりましたよ。

お茶会に必要なものが「リスト」に入っているわけですが、まあ、手持ちが無いわけではない、のでありますから、もう いらない、といえば そうなのですが、それはそれ、ねえ。
あはは、と 自分で自分を笑うのでありました。


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by fuko346 | 2018-10-14 19:28 | きもの | Comments(4)

南の島から 帯が届きました

4月に大阪で開催されていた ぬぬぬパナパナ で お願いした帯が届きました。
糸が足りずに染めた ということで予定よりも少し遅くなりましたが 待った甲斐があってなんと美しいこと。
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前津さんの作品 です。

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糸は赤城節糸と八重山の手績みの苧痲を使い 染めもずべて自然のもの。
ムガシルクで織りこまれた花織が しぶく控えめに光ります。
見ればみるほど 美しい布です。
工芸に寄り過ぎず、かといって 都会風にスタイリッシュに走ってもおらず、静かな佇まいのうちに 出過ぎず力のある帯、そうありません。
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宮古上布(古いもの)にのせてみました。
ふぁ~
袋とか八寸とか格、とか関係なく いい帯はいろいろなきものを引きたててくれます。
きっと白い能登上布にも合うでしょう。

沖縄 八重山のものは もういいわ、と思っていたのに 目に飛び込んできたこの佳人、大事に使わせてもらいます。
ご縁をありがとうございました。

前津さんは 今日も 南の島で 機に向かっているのかなあ。
私は作りだすことはできないけど、こうしてご紹介して 着て歩いて、「こんな美しい手仕事があるの」と知ってもらいたいのでした。



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by fuko346 | 2018-07-06 14:31 | きもの | Comments(8)

きものあそび

16日 大徳寺さんで 亭主側のお茶会があります。
なんということか ここしばらく寒いくらいだったのに 京都の最高気温は29℃!
よりによってまた、、、、
ということで きものの取り合わせを考えていましたが この季節に着られるような単衣に手持ちは少なく 前回と同じようになってしまいそう、、、です。
それは また記載するとして。
今日は 冷たい雨 それもけっこうな降りだったので 家に閉じこもっており、ふと、きもの部屋で 遊んでみました。
明日も茶会に向けてのお稽古があるので、柔らかものの感覚を感じておこうと 準備していたのですが お稽古に着ていく柔らかものはないので、またまた母のかわいい小紋を無理やり今の季節にしてみました。
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初夏、の雰囲気のつもり。
袷で明日は気温も上がり 暑そうなので 襦袢は麻にします。

さて これからは季節ごとに小物を代えてみました。
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春 です。

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秋、です。

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そして 冬。
帯あげは黒く写っていますが 臙脂と濃い灰色の染め分け、です。

季節柄ではないきものと帯、どうにでもなるような、、、。
ぽってりとした質感ではないちりめんのきものと塩瀬の帯、だからかもしれません。
色、以上に布の質感って 影響しますものね。

お稽古場 稽古時間は5,6時間 たまに 時間があるから お菓子作りしましょうか、なんてこともあるハード系(?)なので 多少汚れても皴になっても いい、というきものでないと 使えません。
といって お稽古用の小紋を作る気持ちはなく、どこぞで掘り出し物があったら、か、袷の紬を一枚くらい 単衣に仕立て替えようか、とか 考えております。





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by fuko346 | 2018-05-13 19:11 | きもの | Comments(4)

仕立て上がってきました

ぽちりぽちり、と 整理と共に 仕立て直しと 反物の仕立てもしています。
これはその一枚。
10年以上前に 某問屋さんのセールで購入。
その頃 黒い紬が欲しかったのですが これは普段にちょこちょこ着られそう、というのと、地が市松というか大きな格子になっているのが 気に入ったのでした。
といって まあ ずいぶん長い間 放っておいたものです。
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いつもながら 色がちゃんと出てません。
きものは墨黒の格子、そこそこ結城紬。
はっかけは もう少し グレーがかっています。
なにせ あるものを使う のがテーマなので この裏地は ピンクグレーの牛首紬についていたのを洗い張りしましたもの。
この黒色の紬に合わせて はっかけも 選んだら けっして選ばない色、です。
お遊び紬なので そこそこ冒険してみました。
ただ 怪我の功名というべきか なんだか 華やかさが加わって けっこう 好きな色合わせになりました。
このピンクグレーのおかげで 秋でも冬でも そして春でも 着られそうです。

ほんのちょっとしか見えない裏地ですが 大きな影響がありますね、面白いです。




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by fuko346 | 2018-02-28 13:05 | きもの | Comments(6)

お気に入り

ぼちぼちと きもの類の整理をしていますが 昔のもので派手で もう使えないけど、お気に入りで処分できないもの というのがあります。
これは その一つ。
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若い頃 こういうプラチナ箔のものが 流行っていたのかしら。
地色は薄い桜色。
薔薇柄 です。
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薔薇に色はついておらず 葉が この色目。
それが とっても気に入っています。
袋帯ですし そう何回も使った記憶がないので ほとんど新品状態。
40年近くははたっているのはずですが とてもきれい です。
どこの帯屋さんの品物なのか、は ほどいてみないとわからないのですが それなりのとろこではないかなあ、と今となっては思います。

もう 自分で使うことはないのに、もしかしたら、、、の孫娘が使ってくれたら、という淡い希望を捨て切れず 「とっておくもの箪笥」に仕舞いこみました。
そういう品はいくつかあって どうしても処分できません。
その筆頭は お振袖 でしょうか。

たまあに虫干しを兼ねて とりだして うふ、とか 眺めて喜ぶ、という なんとも不思議な きもの好きの 想い、です。




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by fuko346 | 2018-02-22 13:52 | きもの | Comments(8)

整理、はじめました

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信楽は 陶芸の森 にある アップカフェ。
お友達がいらしたので ミホミュージアムにお迎えに行って こちらでランチ。
先日の氷点下とは打って変わって 暖かい晴天、ぽかぽか陽気で実に気持ち良く。
ここは 美術館やなんやらあって さらに高原の斜面に建っているので 景色も良く のんびりできるのでおススメです。
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さて ご用はなあに。
だいぶ前から 整理しなくちゃと思っていたきものたち、ぼつぼつ仕分けしていましたが本気で片づけ始めました。
とりあえず、仕立て直しやらで繰り回しに回そうというものと、どなたかに着ていただけそうなもの。
これは 着ていただけそうなもの群、です。
いらしたお友達に似合いそうなものを選んでもらって 気にっていただけたので うれし。
もしかしたら 使うかも、と長く箪笥で眠っていた きものや帯も これで陽の目を見ることも近いでしょう。
引きとってくれて ありがとうございました。

これで第一弾。
きもの類はここ一年くらいで ほんとに残しておきたいものだけになればいいなあと思っています。

家の中の外の なにもかも すっきり 必要なものだけ になったら 清々しいだろうなあ、と夢想するのでありました。




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by fuko346 | 2017-11-29 11:53 | きもの | Comments(4)

呪文、、、か

京都 東山の邸宅で お月見 コンサート付き という そうないお誘いをいただいて 喜んでご一緒する お返事をしました。
数回しかまとっていない お気に入りのきものを すぐに思い浮かべ、そうそう あれを久しぶりに箪笥から出してあげられる と喜びます。
が、紬地 訪問着 地色も けっこう人目を引く、、、

「悪目立ちしないかしら」

これ 頭の隅に住みついてしまった 呪文。
洋服の人にまじっても 都会でも 違和感のない 悪目立ちしないきもの って ぱあっと流布した このフレーズ。
あれから きもの界に なんとなく 変な流れが何本か できてしまったような気がしているのは 私だけ でしょうか。

もちろん そんな装いは かっこよくて 素敵なこともありますが、おべべの喜びは ぱあと回りがあかるくなるような なんて素敵な意匠だろうと ため息がでるような 洋服では決して 表現できない美しさ、が 本望なのではないか、と。

もう そんな装いをできる年齢ではないけれど それなりに、あれやこれやしてみたい。
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これも 20年くらい前 きものを着始めた頃 ああ きれい とそれだけで選んだもの。
ぱっと この取り合わせが 浮かんで うきうきっとしたときに あ、目立ち過ぎ、かしら、と ふと不安になります。
そんなことを書いていたら ああ そうか 勝手に自分の中で作り上げた どんなときにも出てくる 縛り、に 自分でとらわれているのだなあ、と 思い至りました。
なあんだ。
気楽に いきましょ って 決めたのに。

お月見 楽しみましょ。
また 様子は ご紹介いたしますね。


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by fuko346 | 2017-09-28 13:02 | きもの | Comments(6)

着なかったけれど、、、

いつものように きもの 持っていったのですが なんやかんやで 着そびれてしまったので、せめて 記録に。
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木綿 藍絞り 単衣
麻 九寸
こちらは六月中に、気楽なお出かけ用。
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変わり絽 つけ下げ
芭蕉布 八寸
こちらは お能へ。
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もう だいぶ長く たぶん  10年以上? 塩蔵しているきもの。
夏の柔らかものは 機会を逸してしまうのです。
図柄が、 これって 八ッ橋 ではないか、六月末から七月初めしか 着られないではないか、と自分で思い込んでいたのですが 今回 じいっと見て。
なんの花と はっきりしているわけでなし、気にせず 着ようっと、と 思い返したのでした。
といって 七月中に 柔らかものの出番は あるのかしらん、、、、。

そうそう
この帯合わせをしていて あららん 私 柔らかものの帯合わせ さっぱりだわあ、、、と。
特に夏ものは きものと帯が ぴたっとこないわあ、、、。
長らく趣味の織物に走っていると こういうことになるのですなあ。
というか きものも帯も塩蔵している間に 特に帯が派手になってしまった気がします。
この芭蕉布も苦肉の策。
とほほほ、、、いや なんの 使わずにはいるまいぞ。
あれも これも。






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by fuko346 | 2017-07-09 09:53 | きもの | Comments(6)

きもの お手入れ

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宅配便で 荷物が届いたので いそいそ いそいそ。
といっても 新しい仕立て物は 一枚だけで あとは 丸洗い二枚と 裄出し二枚。

お仕立て 洗い張り その他 着物関連で 難民となっていましたが ネットで県内に 良さそうなところを発見。
一度はお店に行って どんなところか確かめて 仕上がりも確かめて、と 五月の連休前に出かけて行って、頼んだものです。
車で小一時間ほどは かかりますが 京都まで運ぶことを考えると楽 です。
それにかなり良心的な お値段設定 なんです。
呉服屋さんに あれもこれも 頼むと もう それなりの経費がかかってしまって たまりませぬ。
仕上がりは満足です。
あるやなしやに 入れて と 頼んだ 縫い紋も 上々、です。

帯はとてもいいところを確保しましたし、これで安心。

写真に写っている 色無地二枚は 丸洗いと裄出し。
袷と絽。
これは 義姉の義母のもの、です。
お茶で必要な紋つき 色無地要員として いただいてきました。
しかし、、、あててみると 地味 である。
色喪服のようである。
そのつもりで 誂えたのではないかしらん。
そういうものも必要なので たいへんありがたく着用することにします。
なんせ 柔らかものは 手薄なのに加え 織のもののように どきどきしないので(つまり これ欲しい!とは思えない)ので こういうものをいただけるのは ありがたい のであります。
紋は おもいっきり違いますが お社中には いただきもので~す、と お伝えいたしましょう。

いただきものは まず 裄が足りません。
手軽に頼めるところが 見つかって めでたし めでたし。

持ち主さん そう親しくしていたわけでもないので 私が手入れして着るとは 思ってもいなかったでしょう。
お空で 驚いているかもしれません。





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by fuko346 | 2017-06-17 13:51 | きもの | Comments(4)

ー麻ー 私の理想のきもの

昨日は京で うろうろ しておりました。
第一目的はこちら
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寺町にある ギャラリー啓 さんとこの催し。
布狂いは 麻好きです。
今回は なにがなんでも行きたいと 出かけていったのでした。
その前に
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お気に入りの 花もも さんで この御所の緑を眺められる席で 美味しいおろし蕎麦を。
この時点で 美しい布に出会える期待が ふくらんでいるのでした。
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店内には ほお~っとため息のでる かたびらたちが 待っていてくれました。
江戸~明治の 手績の苧痲 大麻 で作られたきもの 布 です。
保存状態の良い こういう品を 美術館等でガラス越しには見ましたが 近々とそれも どんどん触ってください、という うれしい状況は そうありません。
あさ 苧痲 大麻 その糸の細さよ。
越後ちぢみ(上布) 宮古上布 昭和村のからむし織 以外 現在では 手績みの苧痲を使ったきものはつくられていません。
大麻は絶滅してしましました。
その消えてしまったものに 高宮布 があります。
東近江で 盛んに作られていたものです。
今回はそれを見たかったのです。
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これは 高宮布であろうと検査結果が出た きもの。
白上布に藍で 裾模様。
これは 私の 理想のきもの
纏うことは できないけれど 見て触ることができて 幸せ でした。

さて次には 大丸で行われていた 第51回 日本伝統工芸染織展
こちらでも 美しい布を堪能しました。
大高さんの作品 また 欲しくなってしまいました。
それと 松枝さんの木綿 小倉縞の帯。 この頃 木綿に目がいってしまうのはなぜかしら。

帰りに えり正さんで 小物を仕入れ、大満足の ゴールデンコース。






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by fuko346 | 2017-05-25 10:19 | きもの | Comments(2)