月下逍遥

fuko346.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:和遊び(ほぼお能・大鼓・能管)( 71 )

同明会能 第64回

a0236300_11262100.jpg
毎年楽しみにしている 京都囃子方の会 同明会能へ 今年も行くことができました。
大好きな能楽囃子が 細胞にしみわたって しあわせ しあわせ。
和泉流 金剛流 宝生流 観世流、と おシテが 取り混ぜて、なのも興が深いです。

帰り道 あれ、、、
a0236300_11310885.jpg
美味しい かき氷を食べたことのあるお店の料理が変わっていて お蕎麦屋さんになっていたので、お腹もすいていたことから ふらふらと引きよせられてしまいました。
お酒もあてもあるので ここは使えそうです。
そう あの昔からある お蕎麦屋さんの隣、です。
二軒ならんでお蕎麦やさん、になっていました。(!)

a0236300_11343124.jpg
今日のきもの
きもの 本場結城 糸は阿波藍で染めてあり まさか、ですが まだうっすらと藍の香りがするような気がします。
帯 織九寸 龍村 ノートルダム
a0236300_11363210.jpg
お太鼓柄、です。これを見ると ノートルダムというのがわかりますよね。
巻き方で 胴もこの柄を出せるのですが 私の手なり、だと反対になって、柄がちょぴりになってしまいました。
直す時間が無かったので そのままで、、、。


by fuko346 | 2019-02-24 11:46 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(0)

大鼓 


a0236300_10355613.jpg
長らくお休みしていますが。
大鼓のお社中の新年会の行われた 大津の能楽堂へ行きました。
春には 大きな会があるようですが、今回は こじんまり、です。
会の後 鴨鍋で新年会にも 誘われたのですが それはご辞退して。

で、、、
能楽囃子は すばらしい。
再確認。
細胞 喜ぶ。

太鼓 大鼓 小鼓 笛 謡
居並んだ 黒紋付き袴の 姿の美しさ。

そこで自分もやってみようと思うのは 今更 行ける場所が限られているのはわかっているので どうかしらん、なのですが 端っこの端っこに いたい、とやはり感じるのでした。
春の会が 終わったら お稽古再開しようと決めました。
来年の会には ちょろっと あのお舞台にいたい、と 思ったのでした。






by fuko346 | 2019-02-12 10:50 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(6)

能 松風

大津伝統芸能会館で行われた お能を拝見に。
能 松風 戯の舞
シテ 井上裕久師
大鼓は谷口せんせ で 笛は森田保美師 脇も地謡も すべてが きん と調和して素晴らしいお舞台でした。

ことに 橋掛かりからでていらしたときにはすでに なんて美しい、と感じた 松風の面(おもて)が、お能が進んでいくにつれ 活き活きとを越えて ぬれぬれと 生気が登ってきたように、妖しく、と感じられるようにまでなりました。
頬がうっすらと上気しているように、時折 まるで謡をうたっているように唇が動いているようにも見え、それにもまして 二度 はっきりと 瞬きが見えました。
初めは あれ、今のは何かしら 私の目が術後でおかしいのかしら、と いぶかりましたが、終盤の舞のときには 近く はっきりと それが見えて すうと背中が寒くなりました。
松風が なにか を 送ってきたように感じたのでした。

面が 瞬きするわけはないので、見えたものはなんだったのだろう、能は鏡であるからして、いったい 私の中のなにと反応したのだろう、と、思いを巡らしますが、そんなことは別として、それはそれは 美しいものを 見せて、感じさせてもらった、と 喜ぶのでした。

a0236300_11314841.jpg
今日のきもの
きもの 伊兵衛織
帯   紬地 染め九寸 佐藤節子さん 散り落ち葉がとても美しい帯なのですあ 画像それが良く見えておりません。

a0236300_11340822.jpg
松風さんと村雨さん。
公演のポスターから。
a0236300_11351141.jpg
このポスターもとても美しかったのです。
これを見た時から 物語は 始まっていたのかもしれません。

(今 これを書いていて わたしは やっと こちら側に帰ってこられたのかもしれない、と ふと 思いました)



by fuko346 | 2018-11-26 11:37 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(4)

二条陣屋で謡講

9月22日(土)
京都は二条陣屋で謡講 という催しに出かけてきました。
今日のきもの は、、、
a0236300_12505335.jpg
きもの 誉田やさんの 経錦 単衣
帯   縫いの夏帯 野口
a0236300_12522351.jpg
一面の縫い に 一目ぼれしました。
何って この色目、です。(良く写ってないのですが)
刺繍はそう好き、ということはなく きもの などでは この縫いが いらない、と感じることが多いのですが、この帯と 藤の帯だけは わあ と思うほど きれいに感じました。
夏紬地ですが 透け感がほとんないし この柄ですから9月中旬~10月初め、の使用です。

今日の催事は
a0236300_12563770.jpg
二条陣屋、の存在を知ったのは高校の時 修学旅行で京都のことを調べた時 だったと記憶しています。 それから興味があったのですが、今回 やっとこ行くことができました。
謡講の前に 一時間 ゆっくり見学させてもらいました。
思っていた以上に素晴らしいお屋敷で びっくりしてしまいました。
昔の贅沢な建物の その贅沢さ、って 想像を超えるのですよね、そういうものを見ると、ニンゲン、進歩しているのか 退化しているのか、って いつも思います。
a0236300_13013934.jpg
謡講は何度も描いていますが、江戸時代の京都の町衆が 屋敷に集って 夜 暗い場所で 謡を楽しむ催しでした。
井上先生が 再現して ご縁が合って 何度も伺っています。
この暗さ、魅力的です。
集う人の気配が消え、庭の虫の音と 屋外の月の光
そこに このついたての 向こうから流れてくる 朗々たる 低い謡の声。
身体の中にそのすべてがしみ込んで その音と気配だけになり、そして身体が消えて その中心だけがぼんやりと座敷に浮かんでいるように感じます。

山の中にいて 身体が世界に溶け込んでしまうようになるときとは また違った感覚です。

あの感覚を味わいたいたくて 謡講に足が向くのかもしれません。


by fuko346 | 2018-09-25 13:31 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(2)

京都駅ビル 薪能(平成30年)

a0236300_22143840.jpg
京都駅ビルの大階段のあたりに 舞台をしつらえ、お客さんは階段に座る、という形式の無料のありがたい催しに誘ってもらって 行ってきました。
舞囃子 八島
狂言  清水
能   賀茂

八島も賀茂も ショートバージョンになっていて テンポよく 盛り上がってすっと終わる。 一時間半 きっちりで終了 良いとこどりの感じでした。
一般の お能を良く知らない人でも楽しめるように配慮してあるようです。

どちらも 分かりやすく 舞いにも囃子にも勢いがあるので  あっという間に終わってしまいましたが、お囃子を聞くことができて うれし。

どうも毎年 開催されているようなことを聞いたので 時間がとれるときにはまた でかけたいなあと思ったことです。

お囃子聞いて うきうきと 真っくらけの山道を らんらんらん と帰ってきたのでした。

おっと 薪能と 銘うってはありますが 駅で火を炊くわけにはいかないので、薪はありませんが、ほぼ野外なので 風が吹きわたり 野外の気持ち良さは 十分 感じられます。



by fuko346 | 2018-09-02 22:24 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(2)

第63回 同明会能

久しぶりに お能 どころか 久しぶりに 京都まで。
a0236300_22301731.jpg
同明会発足百周年記念 
弓矢立会
高砂(舞囃子)
八島(独調)
羽衣(舞囃子)
笠の段(独調)
安宅
鬼瓦[狂言)
子督(一調一管)
猩猩乱(舞囃子)
小鍛冶

能楽囃子好きの 夢の時間。

特に 羽衣が素晴らしく。
前川雪師の 太鼓の音と姿に 魅入られてしまいました。

いつもながら 失礼を承知でいいますと もう 音 なのでした。
太鼓 大鼓 小鼓 笛 それぞれの掛け声 地謡の太く低い声。
それそれが主張しつつ 音が合っている、というのではなくて 響き合ったとき もう細胞がぶるぶるしてしまうくらいの快感、です。
そして おシテが ひた面 ですのに 天女に見えました これは 初めてのことかもしれません。
はあ~ ありがとうございました。
年に一度の 外せない演目 今年も行くことができました。

もう少し前 とても楽しみにしていた 二人静 チケットをとってあったのですが、不調で伺えず、残念至極だったのですが、これは行くことができてほんと 良かったです。

おまけに
a0236300_22445055.jpg
開演時間を間違えて 早く 観世能楽堂に着いてしまい それなら、と近くのカフェでランチ。 常には お昼を食べる時間がないのですが 今回は初めてお腹も満ちての観能でした。

そして終了後には
a0236300_22465883.jpg
帰り道にあるお店で 夕食を。
あなご丼。
美味しいご飯と おしゃべり。
引きこもっていたので お友達とのおしゃべりも 久しぶり。
そう おしゃべりは 力 だわあ。
お付き合い ありがとうございました。

ということで お能と美味しいものとおしゃべりに 力をもらった 日 でありました。





by fuko346 | 2018-02-25 22:49 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(2)

六条の御息所は 成仏したのか

久しぶりに 能楽堂へ
a0236300_12164060.jpg
きもの 紬 染色Iwasakiさん
帯   塩瀬染め九寸 チャンティン 橋本さん
お能なので 帯回りは 落ち着かせました。
この帯は どうみても 秋 な感じなので 年に一度くらいこの時期に登場。そしてこのきもの 昨年もこの時期、こちらへ着ていったみたい、です。
私の中ではそういう季節感、なのかも、です。

お能は 野宮。
好きな演目です。で、、、
やっぱり お能 が好き
能楽囃子が好き

今回の六条御息所は 最後に一瞬 膝をついて 手を合わせました。
え!
そういう形もあるのですね。
強くてきっぱりした序の舞(と私が感じた)というもの初めてでした。

その舞いを見ながら 執着しているのは男(源氏)ではなくて 自分の想い なんだなあ、と。
そして 手放せ 手放せ と 私を投影しつつを応援してしまったのでありました。
御息所が 最後 成仏、救われたかどうか、というのは いろいろなようですが 今回 拝見した御息所は、もう どうでもいいの と からん、としていたように感じました。
見えるように見えるものですから 演者の目論みとは違っているかもしれません。
この見えるように見えること が お能の 魅力です。

久しぶりに会うお能繋がりのお友達とも ロビーで立ち話。
そんなこんなで とっても元気になって 真っ暗の山道を帰ってきました。

(竹市さんのお笛がまだ 響いている)




by fuko346 | 2017-12-03 12:41 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(6)

祇園祭 宵山能 (後祭の京)

 祇園さん 後祭り 恒例になった感のある 宵山能へ あついあつい京都の一日。
a0236300_10241638.jpg
いでたちは こんな感じ。
暑さを思うと ふらふらしてお友達に迷惑をかけてはいけない、ので きものを着ていくかどうか前夜まで悩んでいたのですが 思い切って。
ここでひるんでいては 夏きものを着る機会が無くなってしまいます。

ほぼ10時間 きものを着ていいた 一日のご紹介。
a0236300_10284356.jpg
まずはランチへ。
お迎え花も 祇園さん。
東京からと神戸からと お友達と待ち合わせ。
a0236300_10300605.jpg
和久傳 堺町店
こちらは 前を通るたびに 一度 入ってみたいと思っていたのですが まったく雰囲気が分からなかったので、どんなかしらと 期待していきました。
お料理も美味しいのですが その居心地のいいことに少々 驚き です。
カウンターのお席で あのゆったり感は あまり他にはないかも。
a0236300_10382676.jpg
コースのお料理 みなはアップしませんけど、それぞれに美味しくて、、、ごちそうさま。
紫野の和久傳さんにも 行ってみたくなりました。

大汗をかきつつ それでもセールまっさかりのお店をのぞきつつ たくさん歩き うわあ 疲れましたあ、と こちらへ駆け込む。
a0236300_10425505.jpg
永楽屋さんの黒蜜きなこ
ほ~っと ひと息。
気をとりなおして また 歩き 本日の主目的 嘉祥閣へと向かいます。
a0236300_10464429.jpg
ああ 能楽堂はいいなあ 好きだなあ。
祇園祭 宵山能
後祭の宵山に 山や鉾にちなんだ演目を取り上げる催し。
ことしは 田村
鈴鹿山にちなんでいます。
小じんまりとした 能舞台なので 一番後の席に座っていても ほぼ かぶりつき状態で、音もよく響き、ここ好きなのですが 今のところ年に一度 この宵山能だけに 伺っています。
以前 カルチャースクールの お謡教室にちょっと通っていたころは 発表会で舞台に載せてもらったこともあるのです。きゃ!
短い間ではありますが お能の時間に浸ったあとは、、
a0236300_10522084.jpg
うらうらと 宵山を拝見しつつ、地下鉄四条駅へと向かう のですが その前に またもひと息いれましょう。
a0236300_10534344.jpg
ワイン繋がりのお知り合いがなさっている 四条烏丸の ワインバーミュゼさんへ。
すっきりとして 汗のひくような 泡をください なんて いっぱしのことを言い、こちらをいただきます。
ふわ 美味しかった。
ここで また気を取り直し、夜更けの山里へと戻ったのでありました。
(今回は最寄駅まで送迎があったので やすんじて一杯しております)

あちこち祇園さん そのものを見学することは 無くなりましたが、この お能のおかげで 今年も 京の一大イベントを堪能することができました。

a0236300_11021330.jpg
きもの 能登上布
帯   越後上布
襦袢は 染めてもらった120番手の小千谷の麻。
肩先から腕 腰から下は 汗がすぐさま 飛んでいきます。
お友達の万歩計によると 一万歩以上歩いていたようですが、朝10時に 着て 夜10時まで そう不快、でもなく。この夏は あと どのくらい きものを着ることができるかな、と 楽しみになりました。






by fuko346 | 2017-07-24 11:08 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(8)

セルリアンタワー 能楽堂

七月一日(土)
a0236300_10251977.jpg
東京にいる間に なにか よさげな お能がないかしら、とネットをうろうろしていたら こちらの席が一席だけ残っていました。
これはご縁と ぽちっとして コンビニで券を発行してもらって 出かけてきました。
ネットから そしてコンビニ発券 というのは 初めてしたことで ひゃあ こんなことできるようになっているのだ! と 驚くのでありました。
セルリアンタワー 能楽堂 存在は知っていても 行ったのは初めて。
ちんまりと上品な 能楽堂で 好ましい。
演目はこちら
a0236300_10290684.jpg
友枝昭世さんがおシテの 烏頭。
観世では 善知鳥 と 書きます。
喜多流が 烏頭 であることを知らず はい? カラスカシラって 何かしら、と思った すっとこどっこい能楽好き。

どういいましょうか
友枝さんの舞いを 見て感じていると、そこに ある ものが 見えているもの ではなくて もっと人の深いところの想いとか情念とか そういうものが ふわっと纏いついて動いているような 気がします。
その纏いついているもの の ほうが 本質で それを 受けてである わたし が 感じることができる、そんな気がするのです。
というか わたしの中の 普段は奥深く仕舞われている その 想いとか情念のようなものが 呼応して ざわざわと表面へ登ってくる それを味わう、快感、とでもいうべきもの。
今日も ありがとうございました。

終演後 ひさしぶりにお会いする このお能を見に来ていたブログ繋がりのお友達と、すっかりと変容している渋谷で 一献 傾けたのでありました。





by fuko346 | 2017-07-07 10:45 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(4)

お召し 日和

梅雨なのか、、
降水確率 ゼロ なので お召し日和。
単衣の時期は雨の時期でもあって 水に弱いお召しを着る機会が少ないのですが 今年は連日 晴れ。
やっと きものでお出かけの機会があって 京まで出かけてきました。

京都駅で待ち合わせて まずはランチ。
駅構内にある はしたて です。
a0236300_18311024.jpg
本日の催しは 京都東急ホテルでの 文化講演会。
茂山良暢の狂厳言教室 無料ご招待であります。
狂言のお会話と 実演 清水
蝸牛
楽しませてもらいました。
a0236300_18401384.jpg
茂山さんは アンケート回収中です。

a0236300_18414529.jpg
今日のきもの
きもの 本塩沢 単衣
帯   こうぞ布 絞り染め九寸名古屋
襦袢は麻
半襟 絽ちり 帯上げも 絽ちり
a0236300_18440227.jpg
きものは 大きな格子にもなっているのですが わかりませんね。
帯上げは きれいな薄緑と薄桃です。
全体を冷たい色で統一してしまうと 面白くないなあ、と思いまして。

単衣に実に いい気候 で 快適でありました。







by fuko346 | 2017-06-16 18:47 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(2)