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月下逍遥

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蔵の中

久しぶりに 蔵の中を ごぞごぞしてみました。

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三つ、と思っていた長持ちは四つ ありました。
以前 一度 そこそこ片づけたので すっきりしています。
長持ちの中には古い布団や もらいもののシーツ、古過ぎて使えない石鹸、油、などがぎっしりと詰まっていたのでした。
とりあえず 足の踏み場もなかったのを 歩いて見て歩けるようには してあったのでした。
今回の目的はこちら
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どなたの持ち物だったのかわからない 古い箪笥。
お茶道具の置き場所が無いので、きれいにして 水屋かわりの棚にしようと目論んだのです。
ついでに 木綿と思われるきもの類も救出、布として棚に敷こうと思います。
茶道具が押し入れに 押し込まれたまま、新しく増えたものも そこらにあちこちしているので、座敷の隣の縁に まとめてみようと目論むのです。
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お茶事に使えそうな食器類、敷膳も 木箱にはいったまま ありました。
敷膳は買おうかな、と考えていたので うれし うれし。

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これは おまけ。
てんぷら鍋 発見。
こちらも 今まで天麩羅にちょうど良かった深めのフライパンがだめになって、新調しなくちゃ、と思っていたので うれしうれし。

実家とここと 仕舞われていたもの 使えるものは使い、捨てるものは捨て、山のような二軒分の物品は 少しずつ 片付いていっているのでした。
たぶん 半分くらいは なくなっている、と思われます。
あとも ぼちぼち ぼちぼち。


by fuko346 | 2019-04-30 13:00 | 山里便り | Comments(8)

花見の お茶

今年は寒い連休の始まりです。
ここまで気温が低いのは あまり記憶にないような。

これは少し前 一日だけうらうらと暖かかった日のことです。

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お茶の稽古。
玄関先の桜がきれいに咲いたので 野立てをしましょうと 先生が立礼の設えをして待っていて下さいました。
桜に風がわたって 気持ちのいいこと。

立礼のお点前は 初めてでしたので 目線がすっかり変わって面白く感じました。

今回も、先生の思い立って さっと準備をして いろいろ体験させてくれることには 驚くばかり。
尊敬 です。

相変わらず 病欠も含めて お稽古の日数は少なく 覚えたはずのこともすぐ忘れ、情けない状況はかわっていませんが、このお稽古場、そしてお茶が楽しくなってきました。
学ぶことがたくさん あちらこちらに転がっていると感じます。

自分の居場所、という言葉が ふと 浮かびました。





by fuko346 | 2019-04-29 09:14 | お茶会と稽古 | Comments(2)

曜変天目 その2 奈良へ

国宝殿堂 藤田美術館展 曜変天目茶碗と仏教のきらめき
奈良国立博物館
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三か所で同時期に展示されている曜変天目茶碗、龍光院所蔵のものを見たならば、こちらも、と 奈良へ出かけてきました。
はい こちらのお茶碗も美しかったです。
今更、ですが あ、どちらも絵はがきを買っておくのだった、そうすれば 違いもよくわかるのに、、、と後の祭りです。

これはいつも感じることなのですが、こういう事物、こちらは 中国は南宋 12~13世紀のもの、いったい どうやって 誰の手をへて  今 ここにあるのだろう、と。
どういう人が これで 茶を飲んだのだろう、手に入れた人はどういう経緯だったのだろう。
700年ほどの旅の果てに。
そして いつまで 旅を続けるのだろう。

藤田美術館には 訪れたことがないので はじめて多岐の分野に渡る収集物を見て、これらを集めた情熱と財力にも 遠い想いを馳せました。
今の時代 こういうことのできる人は いるのだろうか、とも。

で、いつものように 一つ あげます と言われたら 白縁湯滴天目茶碗を下さいな。
曜変天目は こわい のです。
白縁のお茶碗は 素直にそれは 美しいもの、でした。

さて この日は行ったことないお蕎麦やさんをネットで見つけてお昼をいただきました。
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依水園のちょっと奥にある 喜多原。
うわあい うれしい 美味しいお蕎麦さん 見つけました。
この先にある 戒壇院にも行きたいし このあたり歩いていないとこもたくさん、なので、また歩きに来たときに 訪れましょう。



by fuko346 | 2019-04-24 10:22 | 展覧会 | Comments(6)

色色

次々と咲き出します。

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花じゃないけど、、、
苔も春には子を飛ばします。
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タケノコも出ているのですが、鹿に喰われています。
まだ首が痛いので 斜面を登って収穫できず 無念。

今日はもやもやと暖かい空気の日でした。
といっても山里では 室内は冷えていて、これから こたつに 潜り込もうと。

今年も 優しい春は ほとんどなくて 一気に 初夏になる気配、ですね。


by fuko346 | 2019-04-21 17:57 | 山里便り | Comments(4)

朝八時の イカル さん

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イカルがやってきました。
二階の窓から撮りました。
ひーほひほー と高く強くきれいな声なのですぐにわかります。

野鳥の鳴き声で検索してみたら 少し 驚きました。
うちに毎年来ている イカルと 鳴き声が違います。
声 そのものはそう違わないのですが、音の高低のつけかたと 長い短いの間隔が違います。
どの鳥でも個性はあるのでしょうが、ここまで違うのもめずらしいのではないかしらん。
ただ 身近に聞いて 比べられるから でしょうか。

ふっと空気がぬるくなると まずはカエルが鳴き出して。
そして いろんな鳥の声がするようになります。

フクロウ
夜 ベットに入ったら、いつもは 少し遠くで鳴くのに すぐ家の横で鳴いていました。
ほっほー ほっほっほー
まあるく 優しい 響き。
子守唄みたい。

百舌鳥
これは けけけ けけけ けたましい。

雲雀
ぴつくちゅ にぎやか。

つばめ
ちちちち と かろやか。
春になったな 子育てするぞ と嬉しそうに聞こえます。

鳴き声ではありませんが たぶん 姿を見かけたことがあるので
アオゲラの 木をつつく音。
ととととととー よくあんなに早く首が動くものです。

カラ類の ぴい ぴちゅーという声は 年中しているような。

もちろん ウグイスたちは 目覚めのさえずり。
練習中のも 上手に鳴くのも。

ときおり え、 これはなあに。
聞いたことがない、という声もして たまたま旅の途中でここらへきてみた、という鳥もいるのかもしれません。

すずめや からすや むくどりや やまばとや きじや そんな声は常に。
そういえは この頃 コジュケイの鳴き声がしなくなりました。
あのご夫婦は 引っ越したのかしらん。
なにかに獲られてしまったのかしらん。




by fuko346 | 2019-04-19 11:29 | 山里便り | Comments(2)

耳慣れぬ 病名

土曜日の深夜 救急外来へ行きました。
二三日前から 首が変だな、とは感じていたのですが、土曜日の朝 起きたら とっても痛くなっていて あら 寝違えたかしら、、、と。
でも なんだか そういうのじゃないような気がするけど、、、と思いつつその日は 就寝。
ところが 頭を枕に置くと どう位置を変えても 痛い。
だんだん 痛みが強くなってくる。
眠れないまま これは おかしい、と起きだして、pcで「首の後ろの痛み」と検索してみると、あな 恐ろしやの文言が。

手遅れとかになるのもいやなので 念のため、救急外来へ。
あれこれ 調べた結果 あな 恐ろしやの病ではなく、
頸椎偽通風
の疑い 濃し ということになりました。

なんじゃいな それ? 通風?

帰って 調べてみると はあはあ 思い当たる症状で、重篤な病ではなさそうなので ちょっと安心。

でも痛みが治まらなかったら 整形で受診してください、ということなので 明日、行ってみようと思います。
つまり 今も 痛い。

今回 感じたのは救急外来にいた 若いドクター いやあ ニュータイプだわあ。
一昔前 あれこれ医療関係の活動していて お医者さんにはたくさんご縁があったけど、こういうタイプの方は 初めてです。
悪い意味ではなく 面白い、と感じたのでした。

なんてのどかなことを言っていられるのも 今だから。
救急へ急ぐ車中、これは もしかして 悪いもんだったら これでお終い、かも、と半分思っており、しまった 片づけてないから 家族が探しもので困る、とすまない気持ちでいっぱいだったのです。
首がおさまったら 最低いろいろな書類がすぐに見付けられるようにしておかなくちゃ。

通風って 例の のではなくて 症状が似ている、つまり激痛が起きる から、だそうですが、高齢の女性に多い、とあり ぎょ。
あ、60歳以上ね そりゃ 当てはまりますね。

ニンゲン(だけじゃないですが)いろんな不具合があって それに病名がついていることに驚いたりします。
さっぱりわからない、ってものも たくさんあるようですけれど。

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ああ ありがたや。
一安心させてもらって これで痛みが和らいで。
国民皆保険と深夜診てくれる医療スタッフに 深謝。

ぽつぽつと簡単な家事はできますが、楽しいおでかけの予定が飛んでいく、、、
哀しや、、、
昨日は 楽しみにしていた お茶会で練習もしたのに、、、
準備したきものが わびしく衣桁に下がっています。

木曜までに治らないかなあ。

死んでしまうことまで 思ったのに この喉元過ぎればの お気楽体質。
いろんなことが落ち着いて 精神的な不具合も落ち着いて、さあ 遊ぶぞ~って思ったとたん、わらわらと 身体的 不具合が起きるって ん~そういうことかな。
大きな不具合でないことを 喜びましょう。
ぼちぼち 遊びましょう。



by fuko346 | 2019-04-15 11:48 | おもいつれづれ | Comments(18)

西行桜と 三井の桜

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大津市伝統芸能会館にて
西行桜 おシテは 味方 玄さん

西行はワキで この桜の精が ただ 「桜に咎はないものを」と 序の舞を舞うだけ、といってしまえば それだけ。
老木なので 翁の姿ですから 地味でもあります。

なのですが、
じいっと見入って(聞き入って)しまいました。
翁の姿の 味方さんから 何かが 匂い立つ。
翁の顔(面 おもて)が 若くなったり 老けたり 力強くなったり 静かになったり。
またしても 能は 不思議なものであることよ、と 感じたことでありました。
素人のものいいですが このお能 すごく難しいのではないかしらん。

ところで この会館は三井寺のお隣にあります。
湖国も下界は 桜が満開、車での道々 その姿を見ていたので 桜見物して帰ろ、と 心つもりして行ったのですが、、、ありゃ~、凄い人。
前日の伏見よりも ぞろぞろぞろ 駐車場には行列が。

ということで 渋滞をいいことに 車の窓から見学。
疎水の桜は おそらく 木の盛り。
それはみごとな 咲きぶり です。
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三井の桜には 想いがたくさん。
一度、いのちのゆく先を見たような気がしましたが。
そのまた先の 何かを変容させるのには 今年は まだ なのでしょう。
来年の平日にでも 訪れてみましょう。


by fuko346 | 2019-04-09 11:39 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(10)

伏見でお花見

きものでデートのお誘いがあって 初めて伏見へ行きました。
まずはお友達が一度いってみたかったというお店へ。
中書島駅からすぐの センプリチェ。

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三種のワイン飲み比べと頼んで、初めに出てきた右の小さなタケノコのスープを一口飲んでやや 美味しい!
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春キャベツクリームと氷魚のタリオニーニ
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豚と牛蒡
このお肉が また美味しい。
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美しいデザートで終わり、とおもいきやエスプレッソのお伴。
このほか コースの品はみな美しく美味しく。
イタリアンでここまで幸せな気持ちになったのは初めてかもしれません。
私にちょうどの濃さの味と量、でした。
京都市内にお引っ越しとのことで また伺いたいけど ランチは予約限定になるそうです、夜は行けないので残念ですが 機会があったらぜひ再訪したいものです。

その後 お花見を狙ったわけではないのですが ちょうど桜が満開。
お散歩です。
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青空の下 水とソメイヨシノ 酔うような美しさを堪能しました。
土曜日とて 人出はありましたが そうわんわんしているわけでもなく、楽しむことができました。
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きもの 先染めの牛首紬 胴抜き
帯   縮緬 染め名古屋 野口
帯締の房にちょっぴりの緑 が 大事なので記録に。どどんとお腹 失礼します。
そう この時期 縮緬は登場時期が遅いのですが このたんぽぽ 蕨帯も 年に一度は使ってあげたくて、、、。
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道中は薄手のコートで見えないので よし、とするのでした。

思いがけず 満開のお花見と美味しい料理 うらうらと幸せな時間をありがとうございました。
伏見には がしがし歩く格好で また来よう、と思ったことでした。


by fuko346 | 2019-04-08 12:09 | 今日のきもの 春 | Comments(4)

曜変天目と破草鞋 

ミホミュージアムで始まっている「大徳寺 龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋」に行ってきました。
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この時期は しだれ桜が有名ですが、、、
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やっと今日の暖かさで蕾が膨らみ始めたところです。
信楽 一昨日の最低気温 マイナス5℃でしたもの。
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満開になる前に、と しだれ桜の帯を締めて行きました。
きもの 士乎路紬 袷
帯   紬地 染め 東京友禅 生駒暉夫さん

三時頃に行ったときには まだまだけっこうな人だったので、ビデオを見て お勉強したり、ショップであれこれ見てお買い物したり、、
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わらび餅 食べたり、、、で 時を過ごし はっと気がつけば4時近く。
あわてて展示場へ行くと ほぼ独占状態で見て回ることができました。
が、そう展示品が多いわけではありませんが、お茶関係の品がけっこう出ているので、じいっと見ていると 一時間では足りません。
もう一度 来ましょ。

そもそも龍光院 というものを知らなかったこと、その持ち物が素晴らしいこと、それらを拝見できたこと うれし。
曜変天目は いつまで見ていても あきない よくいわれますが 小さな宇宙を覗いているよう。
怪しい輝き とは ああいうのをいうのでしょう。
できれば 手に取りたい。
お茶を飲みたい。
無理なんですが お茶碗 ってそうしないとわからない、と思うのです。
美術品なら 見るだけでいいのですけれど。

来週は 三つのうちのもう一つ 奈良で藤田美術館のものを見に行こうと思っています。
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by fuko346 | 2019-04-05 22:54 | 展覧会 | Comments(4)

重文で茶会

大徳寺さん 塔頭での 茶会 お手伝い に 参加しました。
東山御物、が 使われる 花の御所 を しのばせるような、、、。
茶室も重文。

前日 そこをお掃除しながら(むむ こんなとこを私が雑巾がけしてもよいのか)と胸につぶやきつつ、お客様の足袋がまっ黒 というわけにもいかないので せっせと、、、。
(右手だけ でですが)

当日はお手伝い、主菓子をさしあげるかかりだったので、お宝の茶道具は ほぼ見ることはできませんでした。

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点心の準備室 兼、
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主菓子 特注のきんとん、の準備室 (といっても重文の建物の一室)
虎屋さんの菓子入りバット 山積み、って あらまあ、の景色。
山友居さんのご主人 つきっきりの点心の準備も面白く。
そのご主人のお話が楽しくて あれこれ聞いてしまいました。
それが一番の収穫でしょうか。

あと最後の一席だけに出された 茶碗 御所丸 を茶会が終わったあと じっくりと見せてもらえたこと。
そのお道具を扱うのは(お茶を建てたり 洗ったり) 前日に配置を考えたり、皆 お道具屋さんが 出張ってきて つきっきりの様子を拝見できたこと。
しっかりと包まれた 風呂敷つつみ 整然と出され さっと仕舞われてしまいます。
そして 外から眺める、ことも難しい茶室の中に入って じっくりと拝見できたこと。

じい~っと拝見できたのは 点心席にかけられた、宋時代の 大きな一双の絵、で まじまじ まじまじ 触れんばかりの距離で見てしまいました。
花鳥図、足利将軍の東山山荘にあったもの。
先生が華やかなきものを着てきてね できれば花柄がいいの、と 言われた意味を ここで納得。
ああ、 花の御所、なんだ。
こちらは 茶会前日の お掃除の日に 試しにかけられたものを ちらっと拝見できたので、華やかなきもの なんて 持ってない、どうしましょ、と 悩んだのですが、この絵の前ならば、、、

えい これを着てしまおう。
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きもの 変り織地 染めと縫いのつけ下げ (母のお下がり) 袷
帯   織 袋帯 (伯母のお下がり)
帯揚は 濃い紫 帯締は泡い桜色。

こんな色のきもの もう着ないわ、と仕舞いこんであったものを引っ張り出しました。
ところが 以前より しっくりくるのでした。
そういうお年頃になったのでしょうか。
派手になって着られなくて 年を重ねてなじむ ということもあるようです。

惜しむらくは 朝5時に起きて ぼーとしつつ着たので 帯の中がくしゃ、となっており、巻きなおす時間もなくて 残念でありました。

とまれ とても貴重な体験を味あわせてもらいました。





by fuko346 | 2019-04-03 11:29 | お茶会と稽古 | Comments(6)