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月下逍遥

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秋 単衣

お稽古に とっても 久しぶりの きもの。
以前着たのは 8月6日。
あらま 二カ月弱、もたっています。
薄もの 自然布 出してあげられませんでした、残念。
さらに 9月中は予定が無いので 薄手 白っぽいものは もう 着ることがない、と初夏に来た 塩沢お召しを 再び 秋バージョンで。
10月に 濃い色の お召しを着てあげられるかしら。
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きもの 塩沢お召し
帯   麻地 染め九寸 この帯は芯が入っているのと 色目で 夏には手が伸びず、たまに 今頃の登場です。
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木版 でしょうか。
生地自体はとっても薄いのですが 涼しくはありませんから この手は悩ましいです。
麻芯にしたら 涼しいのかしら、とも 思いますが、9月末から10月半ばくらいの 暑い日用 にしておきます。
そうそう 昨日はまたまた 暑かったですね。

下着は夏仕様でしたので 冷房入って ちょうど、くらいでした。
色麻襦袢、 五月 下手したら四月末ころから 十月半ばまで 使うかもしれません。

お稽古仲間の皆さんと話していて きものはよく着ているのに 織のことをご存じの方は少なく、塩沢さえも そう知名度の無いことに ああ そういうことなんだなあ、と寂しくなりました。
半襟の 絽縮緬も楊柳も 同じく。

この国の織物 どうなっていってしまうのかなあ。




by fuko346 | 2019-09-27 10:38 | お茶会と稽古 | Comments(6)

お彼岸なので

お彼岸なので お墓用と仏壇用 贅沢に 菜園から切りだしてきました。
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真冬は無理ですが、庭の花で あれこれ 間に合うようになってきて うれしいです。
少しずつ植えてきた宿根草が 季節ごとに 咲いてくれるようになってきました。

ふと
お彼岸だから、と お寺にお墓参りに 行く人って 今 全体のどのくらいの割合なんでしょう。
ここ山里でも お墓に新しい花が供えられていないところが目立ちました。

行くことがいいこと 行かねばならない、とも 考えていませんが、私などは習慣で、行けるとき 行けるうちは 行くのでしょう。
宗教、または慣習というものは 生まれた場所の刷り込み、だと 感じているニンゲンなので、とらわれは 無いのです。

台風が来ていますが 明日は秋分、これから冬へと なだれ込んでいくのですね。
暑い 暑い なんて言っていて、カレンダーを見たら あら 今年はあと三枚。
しゃあ しゃあ 音を立てて ときが 過ぎていきます。


by fuko346 | 2019-09-22 18:15 | 山里便り | Comments(6)

秋晴れ

雲ひとつない 秋晴れに なりました
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むし暑さから 一転 朝方は冷え込んで(!)16℃ほどの最低気温。
明朝は12℃予報がでていますが ほんとかしら お布団 出さなくちゃ。
昼間は25度くらいに上がるので 日向は 暑い、です。

それはともかく 実に気持ちの良い 風が吹きわたって「爽やかなお天気」を思い出しました。

庭を一回りして 季節を見つけてきました。
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今年の柿は 甘いかな。
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ツルボが 三本 咲いていました。
あれ、鹿の口は、、、そういえば この頃 気配がないけど、どこか出張しているのかしら。
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鹿柵の中には 夏の花がまだ たくさん 咲き残っているので 蝶も他の虫もたくさんやってきます。
この子は ツマグロヒョウモン メス かな。
アキアカネも まっかっかに なっています。

ああ 気持ちいいなあ。
こういう気候が一年に半分くらい あったらいいのになあ。



by fuko346 | 2019-09-19 11:47 | 山里便り | Comments(2)

梅下絵隆達節断簡

13日に戻ります。
ミホ ミュージアム
THE 備前 土と炎から生まれる造形美

プレスのお伴、というありがたいお声掛けがあったので 喜んで行ってきました。
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雨が止んでゆく気配の清々しさ
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全国を巡回している 備前焼きの 昔から今の作品まで 展示があります。
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備前の作品はそれは素晴らしいのですが、、、
どうしても 布に 目がいってしまいます。
そして 昔の名もなき陶工たちが 用のために作ったものが 美しく感じるのでした。
現代のものでは 隠崎 隆一さんの ものが 目を引きました。

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秀吉さんが 北野の大茶会で使った 壺 とか。
ここでも 美しく染められた 布に 目がいきます。
当然 誰がとか どこの工房とか 説明はありません。
道具 使ってなんぼ、、、
美しいものは ただ 残っていく。

表題の作品の写真 忘れないために撮ったのですが アップするには 下手で、失礼なのでやめておきます。
備前の皆様には 申し訳ないのですが この一服が 目に焼き付いて 他が飛んでしまいました。
梅下絵隆達節断簡
角倉素案筆 俵屋宗達下絵

ぱっと目につき 引きつけられ その前に ずっと佇んでいたい。
つぶつぶ つぶつぶ 小さな声が聞こえてくるような。

これを掛けて 茶事をしたら どんなに 幸せだろう。
そんな力もないのに 妄想が膨らむ。


会期は12月まで と 長いので また 一人で 空いているときにゆっくり味わいに行きたいと思います。

プレスのお伴 ですので 写真自由でしたが 常には写真不可ですので、ご承知おきください。
宣伝になっているかなあ。




by fuko346 | 2019-09-17 12:52 | 展覧会 | Comments(8)

書 と フルート

ワークショップ、というものでしょうか。
町内ですが車で30分ほどのこちらへ おじゃましてきました。
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古民家を改修して、井戸茶碗を焼いている まさんど窯さんの母屋にて。
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「ペンと珈琲」を主宰なさっている 奥田美穂さんの 書とフルートで 十五夜を味わう

どういう経緯で見つけたのかは定かではないのですが、まさんど窯も 奥田さんの書も ちらちらと見ていたのでした。
思いきって 申し込んで 少々不安ながら到着。

墨と筆を渡されて 自由に墨絵を描いてください、といわれ しばし茫然自失。
そんな、、、、
で、、、
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お絵かき 下手です。
そこにあるものを見ながらなんて 書けません。
でも なんか 書かなくちゃ。
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皆さんは用意して下さった ススキなどの草ぐさ や ナスやウサギや 書いていらしたけど、そんなの書けないので 心象の山に月 をかきました。
なんとまあ あっさり してますこと。
墨で絵を描く なんて初めてのこと その濃淡の出方が とってもおもしろかったです。

その後 軽食と聞いていましたが なんの なんの
お茶人である家主さんの 本領発揮。
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美味しかったわあ、、、、。
こちらのお茶事 憧れているのですが いつかご縁がありますように。
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日ぐれて フルートの三重奏。
茶畑に 美しい音色が流れていきます。
ここは 朝宮茶の生産地、なのです。

皆さんは月の出まで いらしたようですが、私は まだうす明るいうちに 帰りました。
贅沢な時間をありがとうございました。

思いきって出かけたのは 奥田さんが 書のお稽古を京都でゆるゆるなさっていて、それに参加できたらなあ、と思っての 様子見、でもあったのです。
そうしましたら 車で30分くらいの場所でも お稽古がある、とのこと。
うれしや。
お茶をしていると 筆を持つことが多く あまりにひどい字なので もう どうしようかしらん、と 体をくねらせていたのですが、お稽古開始したしましょ。

また 少しずつ ご縁が繋がる気運がやってきたのでしょうか。
ゆるゆる ゆるゆる 動きましょう。





by fuko346 | 2019-09-16 12:07 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(8)

はなちゃん

山里では 久しぶりに ああこんな気持ちの良い風があったのか、と感じてしまうくらいの 爽やかなお天気になりました。
ちょうど 不調で長らく行っていなかったご近所の美容室へ カットに行きました。
もう ぼーぼーになっておりまして、やっと、です。
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その美容室のあけ放った窓から 風が吹きわたります。
子供の時から 髪に触られるのが いやだった私が はじめて いや、ではない美容師さんに それもご近所、かつ 気持ちいい空間、という しあわせ な巡りあわせ。
今日は は ムシムシから 解放されて ことさら 気持ち良く。
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この子が そこはかとなく います。
かわいい はなちゃん 11歳。
夏はこの床が涼しいので 定位置、とか。

こんな 素敵な 美容室は そうあるまい、と 思います。


by fuko346 | 2019-09-12 13:46 | 山里便り | Comments(4)

か ぼ ちゃ

かぼちゃ を 二つ もらいました。
生産組合の規格外品。
かっこ 悪いから かしらん。
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いえいえ 威風堂々 かっこいいわよ あなたたち。
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ずっしりと 持ち重り。
なんだか しゃべりだしそう。
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かぼちゃ が 美しいと感じたので 乗せてみました。

しかし みなさま お暑うございますなぁ。


by fuko346 | 2019-09-10 11:46 | 山里便り | Comments(2)

大津市伝統芸術会館

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シテ 林宗一郎師
大津市伝統芸術会館

こちらの演能は お能一曲 その前に解説、のみ なので くたびれ果てることがありません。
歌人の 林和清さんの解説は 分かりやすくて 好きなんです。

平家物語にある 鵺退治 のお話なんですが、、、どうも 退治系(?)のお話には 私は気が入らないようです。
って これは以前からわかっていたことですが、鵺、がどういうお能かはわかったので、満足であります。
大鼓がお師匠で 脇が良く知っている 若いかただったので どうも そちらに気を取られました。

それ以前に 前夜 寝られませんスイッチが かち、と入ってしまって四時までうつうつしていいたので 心身 ぼーっとしてしまい 行っただけで よし なのでした。
どうしよか どうしよか とぎりぎりまで悩んで やっとこのおでかけ。
チケットが もったいない という けち根性で ずりずりと這い出していったのでした。
行っただけで すごい と以前の私からすると 喜ばなくてはいけません。
というわけで 用意していた きものは 着られませんでしたが、ものすごく暑かったので それはそれで正解か、ということにしておきます。

こちらの能楽堂は 車で一時間で行くことができるので ほんとにありがたい、です。
京の観世能楽堂でしたら もう 完全にあきらめて ぐたっとしていたはずです。
大津市 となっているからには 市の持ちモノなんでしょうが けっこうすごいことではないかしらん。
経営は たいへんでしょうが ありがたい存在です。





by fuko346 | 2019-09-08 11:28 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(2)

やっぱり きもの

京都から 呉服屋さん というか お友達、というか が おいでになるので、みえるとこだけ掃除して、花を飾りました。
槿が ちょうど切れていて、、、はてな。
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正面から撮ると背景の色にススキが溶け込んで見えなくなってしまうので、斜め上目線。
敷地 一回りして 花を探してきました。

ご用はお届けもの。
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一つ紋つき つけ下げ。
以前 いらしたときに見せてもらったきもに目がくらみ、特に地色と、この文様。
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ただ かなり豪華な仕上がりになっていたので 地色はこのまま 柄を減らして作ってもらいました。
地色は以前みたものと 少々違っていたのですが これはこれで とても美しいです。
黒ではなく 墨色でもなく 限りなく黒に近い茶、、、、だろうか、紫色も私の目には見えるのです。
気のはるお茶席 または それなりの場所でお点前をするときも、これなら 安心です。
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こちらは 廃業してしまう染め屋さんの在庫品というか かなり昔の蔵出し品の中で気に入ったものです。
松 ですが きのこ みたいにも見えますね。
地紋も美しい生地で あっさりしているようでかなり手が込んでいます。
今 こういう柄 ありませんせんねえ。
単にしたてました。つけ下げ、なので これも それなりの場所に使えます。

織りは もうだめ、お茶に使えるものなら、という 自分なりのこじつけで それ用のきものを ずいぶん 揃えてしまいました。
あちゃ。
あ、でも それなりの 盛夏もの は まだ買っていいものリスト、なのです。むむ。

美しい おみや、を いただきました。
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堺町三条の かめや則克さん。
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旅で手に入れた萩茶碗を初めて使って お濃を練ってみました。
通常の一人分では練りにくいので 山盛り茶杓に四杯 お茶すくいました。
おいしや おいしや 身に沁みわたる。

ただ一人 尊敬している精神科医のお友達がメールのやりとりで書いてくれた「患者さんが楽になるなら 使うものは なんだっていい、鰯の頭、でもいい」という言葉がまた蘇ります。
彼が生きていたら 会いたいなあ。

きもの で 元気が戻ってきたかしら。
またまた これを着ないうちに 死なれよか。
あはは。


by fuko346 | 2019-09-06 14:17 | きもの | Comments(10)