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月下逍遥

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朝ドラ(スカーレット)効果

季節が進んでしまう、、、
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この帯を使いたくて、、、
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今日のきもの
きもの 牛首紬 先染め 胴抜き
帯   つづれ
羽織  若い頃のちりめん小紋 仕立て直し

この羽織は なんだかもう可愛すぎるというか 派手というか(実物もう少しピンクが勝ってます)に思えて 仕舞いこんであったのですが こういう取り合わせなら どうということはありませんでした。
またまた きものの不思議 年を重ねると派手でなくなる、ということもあるようです。

きものを着たいが さて 何処へ。
招待チケットをいただいていた ご近所の 滋賀県立陶芸の森 陶芸館 へ。
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本家であるところの 中国 朝鮮 萩 他 もろもろの展示もあって こじんまりとしつつも 見応えありましたが、欲しかったのは 朝鮮の井戸茶碗でありました。
古いものの魅力とはなんでしょ、いいものだから残っている、から だけではないような。
北大路さんの作品は 写しではなくて 自由な土ものが 魅力的に感じたことでした。

何度か御紹介していますが この陶芸の森はなかなか景色も良くて、、、
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敷地全体に作品がちりばめられており
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楽しめます。
興味のある展示のときは この美術館へいって カフェでお茶して、ゆったり、というのを、年に一度か二度か いたします。
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あら メニューが 新しくなっています。
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ケーキも選べます。

で、表題ですが、今 ゆっくり できません。
カフェ 入れ替わり 立ち替わり 満席。
展示もけっこうな人。
いつもは 平日の昼過ぎなんて がら~~~の閑古鳥ですのに、まあ 朝ドラ効果ってすごいのですね。

今 御当地 信楽が舞台の NHKの朝ドラ スカーレットが放送されているので、その影響で、小さな陶芸の街は それなりの人出 です。
といっても わんわんは しておりません。
そこそこの人で お散歩するにには ちょうどいいくらいでしょうか。
あまりに閑散としている場所って 居づらいし 目立ちすぎますものね。
ということで 放送中に ゆっくり 陶芸の中心地も歩いてみたいと思っています。

(土日 休日は わんわん しているのかも しれません)





by fuko346 | 2019-11-30 00:08 | 展覧会 | Comments(4)

山小屋と貝掛温泉と古峰山(こがらさん)

11月23~25日
山小屋行こうか で また ゆるゆると新潟の旅へ 出かけてきました。
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23日は晴天
富山あたりからの この後立(後立山連峰)が 今まで通ったなかでは 素晴らしくきれいに山が近く見えて 眺めてあきません。
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日本海には佐渡島。
晩秋の高速道路旅 楽しみました。
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峠を越えて この景色を見ると あまりに通っているので もう 帰ってきたぞ~という感じになります。
八海山には 雪。
六日町のいつものスーパーで買い出し、もはや お弁当につまみ 程度の晩餐です。
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薪ストーブを焚くのが仕事。
なにをするでもない 山小屋で 時が過ぎていきます。
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24日
まあ 少し歩きましょう、ということで 巻機山からの尾根が最後に落ちる稜線にぽこっと付き出た 古峰山に登ることにしました。
が、道迷いでたどり着けず という 初めての経験をすることに。
どうもこの川に渡してあった橋が水害で落ちてしまっていた模様。
林野庁の山仕事目印に惑わされてしまいました。
次回 こちら側からよりは人の入っている 反対側の登山口から登ることにいたしましょう。
戻ってきた登山口で もそもそとお昼ご飯を食べてお終い。
といっても 山歩き一時間くらいしたし 汗もかいたし 楽しかったし めでたしめでたし。
時間があるので 周辺うろうろ気になるところに寄って、お宿へ。
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貝掛温泉 再訪。
ここはお湯が 極上なのであります、秘湯を守る会の御招待一名分を使用して宿泊。
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お薦めのこちらを ちょっぴり
お湯がほんとに いいので 4回 じっとり入ってきました。
再訪なので 記事はこれでお終い。
ただ、お湯には惹かれるのですが お宿の方針には ちと前回から違和感を感じておりまして、今回はますます それが大きくなり、また行くかなあ、、、ほんとにお湯がいいので残念でなりません。秘湯の宿はそれらしく してほしい けど こじゃれた感じ都会の人が喜びそう のほうが お客さんが多いのでしょうね、休日前ではない日曜日、紅葉の時期も終わり なのに 満室 でしたものね。

25日は 雨模様の中 良く来るこのあたり 通ったことのない道を行こう、ということで、白馬村へ抜ける道を選択。
そしたら 戸隠神社へ出てしまい、ならば喜んで こちら。
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戸隠そば 仁王門。
ごちそうさま。
白馬から北上、糸魚川に出て 北陸道で戻る、という へんてこな選択肢でありましたが、初めての道、は 楽しかったのでありました。
で、例によって 山道くねくね たくさん、を堪能いたしました。





by fuko346 | 2019-11-26 14:39 | 山と温泉と旅 | Comments(2)

氷点下

山里 最低気温 マイナス1度 になりました。
草木の寒さに弱いものは しおしおっと枯れ始めています。
敷地の紅葉も終盤。
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たくさん ある もみじ カエデ類、10本以上はあるのですが、年によって、きれいに色づく子が 違います。
今年は この子が一番 真っ赤になりました。
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黄色くなった子が 多く、すでに茶色になって落ちていってる葉たちも。
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ここは たくさんカエデの木があって 落ち葉もたんと重なる 大好きな場所ですが、今年は 赤より 黄色が目立ちます。
色彩は 毎年変るけど、美しいことには違いなく ほおおっと眺めております。

全国の紅葉の名所 TVやネットで見ていますが、もう この頃は そういう人出のところには なかなか足が向かず、十分 この敷地内での 晩秋から初冬の景色を楽しんでいます。

寒いのはいやですが、どうも 私はこの季節が好きなようです。
空気が きん と張ってくると うきうきうきっとしてしまうのですが、変かしらん。


by fuko346 | 2019-11-22 17:09 | 山里便り | Comments(4)

宝箱 その2 または 在庫活用

こちらは 茶道具より古く、、、
東京の家の三階物置き に あったもの。
手習いを始めて あ そういえば あんなものがあったっけ、と 思いだして 持ってきました。
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鎌倉彫と思われる文箱は 母が使っていた記憶があり、今回開けてみましたら 便箋とか万年筆とか 入っておりました。

細い筆 使いさしの墨、丸たんぼうみたいな墨、硯、水滴は ちっさい船箪笥のような千両箱のような 木の小箱に 古銭と一緒に入っていたもの。
こちらは 父方のものと思われ といっても父が墨を磨っているのを見たことはなく、若い時に使っていたのか、祖父のものか祖母のものか、もっと古いのか、わかりません。
下の風呂敷も かなり古い木綿。名前入り、です。

あちこちかき集めて ちょうどよい お手習いセットができました。
丸たんぼうのような墨は 磨ってみましたら 使えました。
硯も富士山型でかわいいです。
左の桐箱入りの墨は いただきもので 今回 先生にお見せするため 開けてみたら 全身金箔でくるまれており やや こんなもの使う時が来るのかしらん。
先生いわく「ここぞ というときの墨ですね」 って い ろ は から始めた手習い、そんなときがくるとは思われません。

で、私が購入したのは 筆一本だけ、です。

だいたい 何でもある、というか 出てくる家、というか それは感心するほど。
どうしようもないものも たくさんで 一杯捨てて まだまだあるけど、使えるものは使いたい。

父母のものや どなたかはわからないけど ちょっと前の血の繋がった人たちの使ったものを、自分が 使っていること なんともいえない不思議な気持ちがします。
もの の 命、というものも けっこう長いのですね。

ここへきて 私は けっこう長く続いてきた二つの家の(夫の家もうちもけっこう代々続いています どちらの仏壇も お位牌 山盛り) 最後の後始末 という役割なのか、とか ふと 思ったりしています。
それも また よし。



by fuko346 | 2019-11-21 23:37 | 山里便り | Comments(4)

玉手箱

こちらに来て 早 30年余、押し入れに長く眠っていた 大きな段ボールを やっとこ開けました。
茶道具 の 箱。
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ぎっしり。
伯母からのお下がりと 私が中学生のころからお稽古していて お初釜で当選したものとか、旅で手に入れたものとか、自作、とか。
あらあ~、ほぼ完ぺきにお道具 揃っています。
釜もきれいなまま。
はてな 炭道具が一切ない。
あ、伯母は電気を使っていたのですね、と はた、と気づく。
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ややや なかなかお稽古できない 大海の茶入れに 長緒のお仕覆まで ありました。
箱を開け見ていると ああ、これは、と思いだすことしきり。
上の写真の青磁色の水差しは 自作 です。
でも どこで作ったのか、、、が 思い出せません。
たぶん お社中にいらした 陶芸家さんのところ、しかあり得ないような気がします。
それとも 高校の工芸部か、、、。
眺めていては 日が暮れてしまうので とりあえず 離れに 使わなくなった 棚、があったので それを持ってきて縁に 仕舞場所を 作りました。
そして せっかくだからと、設えてみました。
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棚 記憶では丸卓のはず だったのですが だしてみれば あらら 桑小卓。
(置き場所が変ですが 御容赦)

灰も炭(茶炭ではなく蔵にあった昔のもの)もありますが 釜の灰型はわからない。
先生にお伺いをたててみましょう。

ううむ。
これだけ揃っていたら お稽古しなくてなるまい。
どなたかに 一服 差し上げたくもなる。

が、庭も家の中も ぐしゃぐしゃである。
お軸はない。
いかにせん。




by fuko346 | 2019-11-14 12:43 | お茶会と稽古 | Comments(6)

三井の声明。

大津に ながらの座・座(正蔵坊と古庭園を楽しみ守る会)というものがあり、興味深い催しを定期的に行っていて興味がありました。
今回 やっと参加できました。
これは行かなくては だって
声明とグレゴリオ聖歌 体感する音楽の源流
ですもの わくわくわく。
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古くからの交通の要所として栄えた 浜大津にあります。
こちら庭園 の 一部 趣のあるこじんまりした邸宅です。
現在も 住みながら 守っているご様子でした。
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なんの予備知識もなく 伺った 会場。
ん?
この鏡のようなもの、声明の譜、などを置くものでした。
三井寺のお坊さん 11人が朗々と 間近で 謳いあげてくださって 聞きごたえがありました。(三井寺はお隣さん、です)
声明、の簡単な説明もあって 初めて聞くお話ばかりで とても面白かったのでした。
ニンゲンの声のコーラス、としては 能の地謡が一番好きな私にとっては、声明も 心地良く、お寺の特色の出た 早いテンポでのりのいい曲など もう 踊りだしそう。
声明は 日本の国の音楽の元。中国から渡ってきたとはいえ 大和色に変化しています。
これも 面白いことです。

次に グレゴリオ聖歌も歌われたのですが、こちらは私の知っている荘厳なもの、ではなくて、ちょっと あれれ。

ただ 日本の声明は地から湧いてくる様なもの 西洋は (教会の高い天井から)空から降ってくるようなもの だなあ と 感じました。
根本的な違い を 感じて この対比も 面白かったです。

お寺のお堂で もっとたくさんのお坊さんたちの 声明の声に もっと長い時間 包まれてみたいなあ、と 思ったことでした。



by fuko346 | 2019-11-12 22:56 | おでかけ | Comments(2)

第71回 正倉院展

今年も いそいそ 行ってきました。
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いつものように 夕方 暮れかけに入ります。
ほぼ終了時間までいて 外に出ると あたりは真っ暗 閑散。
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月が、、、。

今回も 素晴らしい宝物の あれこれ拝見 目はちかちか 頭は ぐるぐる。
なのですが こちらはぐったり疲れてしまう、ということではなくて ゆったりと 豊かな気持ちになって 帰途につくことができます。

どきどきしたもの 覚書。
赤漆欅木御厨子 
姿の美しさ保存の良さもさることながら 天武天皇から歴代の天皇がお使いだった、というところに胸が高鳴ります。
あのあたりの歴史が面白いと感じているので その時代の実在が迫ってくるものには特別な感情がわくのでした。

袈裟付木蘭染羅衣 
鑑真さんが同じようなものをお召し、ということから 僧の衣であろうという大きな衣裳。
羅の織りの その細かさにぞくぞくします。おそらく あの細かさは再現できないクラス、と思われ これもいつも感じるのですが ニンゲン 退化してるんじゃないか、と。

文書の最後に書かれている 自筆と思われる サイン。
恵美 と 読めるものは 恵美の押勝であろうか、、、
その時代に生きていて人が 文字から立ち上がってくるよう。

冠の残欠 ばらばらではあるのですが その一つ一つの美しさは損なわれておらず、当時の輝きを保っています。
ここにも ごま粒くらいの ビーズというか玉を連ねたものがあり 人の手技のすごさ、を感じます。

鳥毛立女屏風
有名なので 印刷物など見たことはありますが 実物は まったく その印象とは違っていて 美しかったです。
天平のちょっとおでぶさん(失礼)なんて 思っていたのですが、あにはからんや その優しげで 清らかで 可愛くて すてき。
え~っと それから それから、、、きりが無いので ここらへんで。

そして 最後に なんといっても 今回の目玉は。
単眼鏡!!
ああ。もっと早く手にいれておけばよかった。

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今日のきもの
きもの 紬地染め 袷
帯   塩瀬地 正倉院模様 染 双鳥紋
この会には毎回 この帯で行こうかな、と思っています、前回は伊兵衛織、でしたが来年は、なんて早くも楽しみです。






by fuko346 | 2019-11-08 16:08 | 展覧会 | Comments(10)

一椀の 茶

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茶杓に抹茶をすくってみました。
一般的に 薄茶では一杓半 濃茶では 三杓、といわれています。
が、ご覧になってわかるように 茶杓の形状、またはどのくらいで 一杓なのか、によってお茶の量は変ってきます。

今のお稽古場で そうか、と改めて教えられたことは お茶事をするための 稽古、である、ということと、美味しいお茶をたてること。
お茶事は先の長い話ですが 美味しいお茶、というのは 当たり前のようですが、できていないことが多いような気がします。

同じお茶を 同じ釜の湯でいれても 味も喉越しも まったく違う ということが ままあります。

その日の 気候 釜の湯の温度、茶碗の形状、お茶の量、茶筅の振り方、お湯の量、その他たくさん 思いを致すところはあるのです。
最後には 美味しいお茶を差し上げたい、という 一心、です。

たてたお茶を 自分で飲む 自服のときがたまにあって ぎょ、美味しくない、、、と、がっかりして さらに こんなものをお出ししていたか、とうなだれてしまうことも多いです。
点前がおぼつかないときは もう いわずもがな、、、。

お稽古に行っても お点前の練習がない、ときもあって 回数はそう重ねておらず(お休みも多い)、お濃い茶にいたっては まだ ん~ 10回は ないかも、ですが 先輩がお稽古しているときに目をこらし 先生の注意に耳をそばだて、ああ、そうか そうするのか、と自分なりにどうすればいいのか 考えてはおりました。

そして 昨日のお稽古で 先生に 久しぶりに美味しいお濃い茶をいただきました、とほめてもらったので 有頂天 です。
「美味しいお濃い茶」 の 成功体験ができたわけで といっても次はどうなるかわかりませんが、目指せばよい見本、を知ったわけで、とっても うれしいです。
身体が 一度 感覚を 覚えました。
美味しいお濃い茶がたったときは 茶筅も茶碗も汚れません。
それも 清々しくて うれしいことです。

昨日は 4人さんに 差し上げたので 茶杓に12杯のお茶、ということになりますが、すくう途中で うまくすくえないときがあって 足りない、と感じたので もう二杓、足しました。
一回目のお湯も どうも練るには足りない、と感じたので 少し足しました。
練っているときの できた という感覚は まだ 少しわかりません。

あれこれ 足したりせず 美しくお点前をして 美味しいお茶を 毎回 たてることができたら本望ですが これは 自分なりのお茶事をすることができるとき、より もっと遠い目標のような気がします。

「上がり の ない道」って 楽しいですね。




by fuko346 | 2019-11-03 14:27 | お茶会と稽古 | Comments(7)