月下逍遥

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かなしき 廃業

年賀状を見て ああ と 力が抜けるような
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素晴らしいお湯のある 一軒宿 兎口温泉 植木屋さんから 廃業のお知らせ、です。
雪おろしが もう 大変で、と女将さんから聞いていたので びっくりはせず ああ、もう限界だったのだなあ、と ため息をつきます。

ほんとにいいお湯で 家族経営で いいお宿だったのです。
とても かなしくなりました。

ここに限らす ネットなどを調べていると おお 良さそう、と思って調べてみると 廃業しました、と 目にすることが多いのです。
私が いいな と思うのは お湯が湧いているから ここに 温泉宿があります、という場所で、にぎにぎしていなくて 静かで こじんまりしていて、家族経営の お宿、です。
だいたい 人里離れていています。
子供の世代は 町に出てしまい 継ぐ人がいません。
温泉ブームの昨今 有名な温泉地や 有名なお宿は 賑わっているようですが、そういうひなびた温泉宿には そう人はいきません。
じみ~で 古くて きれい とは言い難い。
でも お湯は素晴らしい。

残念至極 であります。
あのお湯に もう 入れないなんて。




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# by fuko346 | 2018-01-22 10:23 | 山と温泉と旅 | Comments(2)

支える 包む きもの

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こんな状態なので 一度は欠席のお知らせをした お初釜。
先生が 気分がかわるから いらっしゃいと何度も誘ってくださったので 参加しました。

顔だけでなく 身体の調子がもうひとつ、だったので 行こうと 思ったとき このきものを着ていくなら 行くことができる、と感じたのでした。
というか これを着なくては でかけられない、と感じた、のでした。

お初釜は みなさん それぞれ新春らしい 華やかな(といってもうちの皆さんは そう派手ではありません)ものをお召しですし 織、というのは はばかられる、のも わかっていましたが、うちうち ですし それに 織は 茶の世界には合わない、というのも おかしなことだ、という気持ちも 常にこころの中にあったのでした。
先生が主催する茶会で 他のお客様がおいでになるときは 先生に失礼にあたってはいけませんが、そうでない場合は 好きなものを着たい または 織のきものの 立ち位置を変えたいという気持ちもあるのでした。

それよりなにより このきものを着ていると なにか強い支え 守り に なるのでした。
着るものに 守られている という感覚は 不思議なものです。
他のものでも お気入りは その感覚はあるのですが この 大高さんの 緑に満つ、という作品は 格別で その理由はなんなのでしょう。

これは 妄想ですが これを織ったときの大高さんの 深い想い、波長のようなものが 私が持っている何か、と同調しているような気がするのでした。

それはともかく
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正式な 正午の茶事の形をとった お初釜 無事に最後まで ぼうっとはしていましたが、楽しむことができました。

おそらく人生最低の 暮れから お正月、ここだけは 味わうことができました。
ありがとうね 緑に満つ さん。





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# by fuko346 | 2018-01-19 11:45 | 今日のきもの 冬 | Comments(10)