月下逍遥

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義援能

13日(火) 京都観世会館

東日本大震災第二回 義援能 (二部)

舞囃子 仕舞 

能は 養老 シテは井上先生

急な舞と囃子に、身体の細胞とこころが、わくわくとなり。
いつしか自分が ここでないどこかはろばろとした場所で舞っているような気分になってきて、心地よい。
たぶん おそらく こういうものが能の面白さなのかも、と感じた夜でした。

この催しは全額 震災への寄付になるそうです。
一年 二年 とことさら区切るこもぜず、他に起こった災害や苦しみにも、あたう限り気持ちを飛ばして、できることをしていこうと思うのでした。

ところで。
今夜の能楽堂は 今まで経験した中では一番 いい感じでありました。
見所の気持ちが やはり常とは違っていたように思いました。

もうひとつ。
記憶力がとみに落ちております。
存じおりの方にすれ違っているような、、、知らんぷりをして失礼をしているのではないかと恐れております。
一度 二度 短いお出会いや大人数の会では お顔が覚えられないのです、お許しあれ。



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きもの ほぼ久米島紬 袷
帯   丹波布 九寸名古屋

目立つのやだな、、、という気持ちがあって、少しずつ払拭しつつはあったのですが、最近、自分の着たいもの着よう、と思うようになりました。

以前なら えっというような黄の帯締と、桃色帯揚げの取り合わせ。
寒の戻りでとっても寒い夜でしたが、春 なんですもの。
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# by fuko346 | 2012-03-14 12:02 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(4)

もしもがんが、、、

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がん体験からはじめた社会活動、のようなものの一環として、国立がんセンターが募集した、「患者・市民パネル」の一期 二期に参加しました。
その関係で、がんセンターからのお知らせがメールや、このような冊子が時折 届きます。

初発からかなり時間がたち、もし、そういうときのこともずいぶんと思いつめ、落とし所を見つけたつもりだったのですが、この冊子が封筒から現れて 再発 の文字を目にしたときに、みぞおちの奥のあたりが ぐりん、と動いたような感覚を持ちました。

いくら考えていたも、そのとき がきたらまた 想いもしなかった物語が始まるのでしょう。

再発 や 死 は、社会でも医療現場でもタブーになっていた時代は長く、そこから起こる不幸もたくさんあったのではないと感じています。
やっと、こういう冊子が医療側から出てきたことは ある意味革命的なこと、と感じます。

たとえ苦しくてもつらくても 向き合わなくてはならないこと、はあるものです。

そしてあったこと、あることは、無かったこと、無いことにすることはできません。

見えないことにすることに成功したとしても、、、それでは大事なことがこぼれおちてしまうように思います。


ブログを引っ越しして、このての話題は書かないようにしようかなあと思っていましたが、どうも、追いかけてくるようです。
ここを見てくださる方はそう多くないけど、そんなちょっとずつでも、何か、伝えることができればいいなあ、と思い返しています。
一年、ぐったり倒れていて、力がちょっと戻ってきたのかもしれません。
常のお遊び備忘録といっしょくたは おかしいようにも思うけど、それもこれも一人の人間の中に同居しているものなのですから。

がんセンターのサイトはこちらです
なお、まだまだ問題は多く、思うような情報 対応は得られないかもしれません。
ただ、それをより良いものにしていくのは、これからの私たちにかかっているのだとも思います。
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# by fuko346 | 2012-03-12 13:56 | おもいつれづれ | Comments(4)