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月下逍遥

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12月2日である。
今年の最後の月が 二日 もうすぐ終わります。
あららら~~~
ほ~ほっほ。
なんとはなしに ぼんやりとしてても 時が過ぎ 日がたち 一年がたち 残りの命は減っていく。
ふうっ。

わずかの家事をし 敷地をうろついて 草や木や野菜やメダカと交歓(あいてはどう思っているかは知らない)し、他者と言葉もほぼ交わさず 社会的になにかをなさず もちろん稼ぎもせず、一日暮らし、それでも 生きていける、とわかって うれしい。
やっと なにかをせねばという焦りから 離れていくことができているようで うれしい。

数日前の風景。
キッチンのテーブルにpcを置いているのですが ふと横をから何かを感じて 勝手口(背戸)が赤いのに気がつきました。
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あら
開けてみると 外一面の
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この 美しさを見よ。
必要十分ではないか なんの? とは 問わないでいただきたい。
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その上は 敷地内 一本だけ 残った 赤。
仰ぎ見て 身体の奥へ この景色を届けます。

それとても マイナス3℃ マイナス5℃の この二日の最低気温で経て すっかりと落ちてしまいました。

落ちてしまったとて あったことにはかわりなく あったことは消えない。
来年 赤くならずとも この木が枯れていようとも そんなことは 関係ない。

また 赤くならずとも 人の目をひかずとも すべて あったことは消えない。
無い から 在る のだ。

今日のたわごと でした。



by fuko346 | 2019-12-02 22:59 | 山里便り | Comments(4)

宝箱 その2 または 在庫活用

こちらは 茶道具より古く、、、
東京の家の三階物置き に あったもの。
手習いを始めて あ そういえば あんなものがあったっけ、と 思いだして 持ってきました。
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鎌倉彫と思われる文箱は 母が使っていた記憶があり、今回開けてみましたら 便箋とか万年筆とか 入っておりました。

細い筆 使いさしの墨、丸たんぼうみたいな墨、硯、水滴は ちっさい船箪笥のような千両箱のような 木の小箱に 古銭と一緒に入っていたもの。
こちらは 父方のものと思われ といっても父が墨を磨っているのを見たことはなく、若い時に使っていたのか、祖父のものか祖母のものか、もっと古いのか、わかりません。
下の風呂敷も かなり古い木綿。名前入り、です。

あちこちかき集めて ちょうどよい お手習いセットができました。
丸たんぼうのような墨は 磨ってみましたら 使えました。
硯も富士山型でかわいいです。
左の桐箱入りの墨は いただきもので 今回 先生にお見せするため 開けてみたら 全身金箔でくるまれており やや こんなもの使う時が来るのかしらん。
先生いわく「ここぞ というときの墨ですね」 って い ろ は から始めた手習い、そんなときがくるとは思われません。

で、私が購入したのは 筆一本だけ、です。

だいたい 何でもある、というか 出てくる家、というか それは感心するほど。
どうしようもないものも たくさんで 一杯捨てて まだまだあるけど、使えるものは使いたい。

父母のものや どなたかはわからないけど ちょっと前の血の繋がった人たちの使ったものを、自分が 使っていること なんともいえない不思議な気持ちがします。
もの の 命、というものも けっこう長いのですね。

ここへきて 私は けっこう長く続いてきた二つの家の(夫の家もうちもけっこう代々続いています どちらの仏壇も お位牌 山盛り) 最後の後始末 という役割なのか、とか ふと 思ったりしています。
それも また よし。



by fuko346 | 2019-11-21 23:37 | 山里便り | Comments(4)

玉手箱

こちらに来て 早 30年余、押し入れに長く眠っていた 大きな段ボールを やっとこ開けました。
茶道具 の 箱。
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ぎっしり。
伯母からのお下がりと 私が中学生のころからお稽古していて お初釜で当選したものとか、旅で手に入れたものとか、自作、とか。
あらあ~、ほぼ完ぺきにお道具 揃っています。
釜もきれいなまま。
はてな 炭道具が一切ない。
あ、伯母は電気を使っていたのですね、と はた、と気づく。
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ややや なかなかお稽古できない 大海の茶入れに 長緒のお仕覆まで ありました。
箱を開け見ていると ああ、これは、と思いだすことしきり。
上の写真の青磁色の水差しは 自作 です。
でも どこで作ったのか、、、が 思い出せません。
たぶん お社中にいらした 陶芸家さんのところ、しかあり得ないような気がします。
それとも 高校の工芸部か、、、。
眺めていては 日が暮れてしまうので とりあえず 離れに 使わなくなった 棚、があったので それを持ってきて縁に 仕舞場所を 作りました。
そして せっかくだからと、設えてみました。
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棚 記憶では丸卓のはず だったのですが だしてみれば あらら 桑小卓。
(置き場所が変ですが 御容赦)

灰も炭(茶炭ではなく蔵にあった昔のもの)もありますが 釜の灰型はわからない。
先生にお伺いをたててみましょう。

ううむ。
これだけ揃っていたら お稽古しなくてなるまい。
どなたかに 一服 差し上げたくもなる。

が、庭も家の中も ぐしゃぐしゃである。
お軸はない。
いかにせん。




by fuko346 | 2019-11-14 12:43 | お茶会と稽古 | Comments(6)

雨漏り

台風19号で 築34年の建売住宅に雨漏り発生。
これまで そういうことがなかったのですが、強風で激しい雨が横向きに吹き付けた場所だけ、ちょいとした隙間から ぽた ぽた と窓枠から、、、、。
あらら~~~
ということで 急遽 工事をお願いしました。
なので 帰るに帰れず まだ 東京にいるのでありました。
それも無事に済んだので ぼちぼち 帰ります。

ここは 私が育った家ではなく 両親のところへちょこちょこ来ていただけ、なのですが、とどのつまり あれこやこれやのメンテナンスもするとこになったわけです。
不思議だなあ 面白いなあ。

ご近所には 太っ腹な東京都が公園として残してくれた 多摩丘陵がたくさん残っていて、お散歩するに 事欠きません。
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まわりはぎしりと住宅地なのに 一歩入ると ほぼ山、という場所もたくさんあり、高尾山まで行かなくたって 山歩きできちゃうくらいです。
なので たくさん歩けて(車には極力乗らないで移動というかそれでも目的地には行けるので)、こちらに来ると体重が減って足も強くなるのでした。
都心に出るには ちと時間がかかりますが 空気がとても良くて、けっこうお気に入りの土地になっているのでした。

父がこちらにいる間は 通いますが そのあと どうしようかなあ、と思案しています。
車でびゅーと来られるうちは お金はかかってしまうけど メンテナンスしつつ、維持していく、と いまのところは そう思っているのでした。

ところで ご近所に ぼかすか というくらい新築一戸建てが建てられているのですが、人口が減っている今 売れるのだろうか と 首をかしげています。





by fuko346 | 2019-10-25 18:44 | おもいつれづれ | Comments(6)

お彼岸なので

お彼岸なので お墓用と仏壇用 贅沢に 菜園から切りだしてきました。
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真冬は無理ですが、庭の花で あれこれ 間に合うようになってきて うれしいです。
少しずつ植えてきた宿根草が 季節ごとに 咲いてくれるようになってきました。

ふと
お彼岸だから、と お寺にお墓参りに 行く人って 今 全体のどのくらいの割合なんでしょう。
ここ山里でも お墓に新しい花が供えられていないところが目立ちました。

行くことがいいこと 行かねばならない、とも 考えていませんが、私などは習慣で、行けるとき 行けるうちは 行くのでしょう。
宗教、または慣習というものは 生まれた場所の刷り込み、だと 感じているニンゲンなので、とらわれは 無いのです。

台風が来ていますが 明日は秋分、これから冬へと なだれ込んでいくのですね。
暑い 暑い なんて言っていて、カレンダーを見たら あら 今年はあと三枚。
しゃあ しゃあ 音を立てて ときが 過ぎていきます。


by fuko346 | 2019-09-22 18:15 | 山里便り | Comments(6)

はなちゃん

山里では 久しぶりに ああこんな気持ちの良い風があったのか、と感じてしまうくらいの 爽やかなお天気になりました。
ちょうど 不調で長らく行っていなかったご近所の美容室へ カットに行きました。
もう ぼーぼーになっておりまして、やっと、です。
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その美容室のあけ放った窓から 風が吹きわたります。
子供の時から 髪に触られるのが いやだった私が はじめて いや、ではない美容師さんに それもご近所、かつ 気持ちいい空間、という しあわせ な巡りあわせ。
今日は は ムシムシから 解放されて ことさら 気持ち良く。
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この子が そこはかとなく います。
かわいい はなちゃん 11歳。
夏はこの床が涼しいので 定位置、とか。

こんな 素敵な 美容室は そうあるまい、と 思います。


by fuko346 | 2019-09-12 13:46 | 山里便り | Comments(4)

むくげ

槿 が 咲きました。
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うれしや うれしや。
初夏 この木が なんとなくしおっとしているので 近づいてみてみると 青いカミキリムシが、わっとたかっているではありませんか。
あちゃこちゃ 虫食い。
退治させてもらいました。
先っぽが 喰い荒らされていたので もしやの復活をかけて 剪定してしまったのですが、夏の間に枝が伸び 花をつけてくれました。
青い カミキリは ルリボシだろうとかってに思っていたのですが、これを書こうとネットで調べてみたら、ルリボソは 槿には つかない模様。
で、槿を食べる ラミーカミキリ とやら いうやつが おると。
あ これだ。
ほう ほう。
初お目見え でした。
どこから来たのかしら。
幼虫は槿の根、を食べるようなので 気をつけなくてはいけませんね。


ところで またまた 不調でありました。
ブログが滞る きものを着ていない、お友達のところへも コメントが書けない、ときは、半死状態です。
これは 軽目の躁鬱病、ではあるまいか。
だめなときは身体も頭も動かないし 苦しいので まったく難儀であります。
ただ すいぶんと長いこと そんなことを繰り返しているので、「大丈夫 生きられる」とつぶやいて、やり過ごすのでした。
ふと だめなときの統計をとってみようかしらん、とか 思い付きました。
ひょっとした きっかけがあることはあるのですが、あとになると忘れてしまうのです。
記録をつけたら 面白いことがわかるかもしれません。

ということで、、、
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風 さやかに 槿 一輪

バランス 悪いけど 玄関に。
花 一輪で 気分がかわりますね。
ひゃっほー (ほれ この気分の上下に疲労困憊よ)




by fuko346 | 2019-08-31 10:48 | 山里便り | Comments(12)

紫香楽宮

ミホ・ミュージアムへ
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紫香楽宮と甲賀の神仏
展示会場入り口の階段のとこ、です。
なんか いつものポスターより さっぱり、しているなあ、、、。

この礎石は 今 の状態です。
昔と言っても 私がきた頃は もっと荒れ果てていました。
整備されて公園のようにはなっていますが、それでも訪れる人はまれ、かと。

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復元図 こういうお寺が建っていました。
聖武天皇は ここに 大佛を作る予定でしたが 実現したのは奈良のあの大佛、です。
朱雀大路の向こうには、、、
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紫香楽宮。
近年の発掘調査で 本格的な 宮、の構造が完成し 数年 機能していたことが分かっています。
こちらは 現状 田んぼの下、になっています。

ご近所というか ほぼ宮の端っこあたりに うちはあるので、ここから見えたであろう風景を安易に想像ができます。
どおおんと 塔が 見えた はず。

あ、いけない幻影が見える。

宮のあった土地は いまでも 宮町、という地名です。
小さい盆地で いくらなんでも狭すぎるのでは、と感じていましたが、この復元図を見ると、そこは 大極澱と官庁街 貴族たちのお屋敷など、で、寺のこちら側のもう少し広い盆地に 街、を作るつもりだったのでは、、、、というか うちの田んぼも 掘ったらなにか出るかも。

確実に目の前の道を 聖武天皇はじめ 大宮人たちが 行きかったのは 確かで、、、、あ、また、幻影が見える。

聖武天皇はこの時期 あっちこっちと宮を移してさまよっていますが、私は 藤原氏とその一族出である 妻 光明子から 逃げたかったんじゃないかなあ、なんて想像するのです。
ここから めんめんと続く 藤原氏支配、が はっきりと伝わっていくのですもの。
光明子なんて たいそうな名前、そして素晴らしい人物であったという伝、も 臣下から嫁いだ最初の女性を正当化するため、の策 だろうなあ、とか。

ここへくるまで けっこう血なまぐさくて 恐ろしいのだけど、どこの国でも 殺し合いの末の王朝確立 かつ 継続なんですよね。
あれ、話が飛んで行きそうなので ここで おしまい。

幻影が見えない人でも 面白い展示になっていますので 9月1日までですが、お時間とご興味のある方はどうぞ。

おまけ:私がここへきたのは 修学旅行で見た 三輪山と琵琶湖から見た大津京の幻影から、その数年後、夫との初めての会話「聖武天皇の紫香楽宮跡がありますよね」へ 繋がっており、縁がある土地なんだろうなあ、とか 意味もないことを おもうのです。



by fuko346 | 2019-08-26 11:54 | 展覧会 | Comments(4)

この地方では 在所ごとにある寺に 墓参り という行事があります。
お盆は 別に一週間 あります。

以前はたくさんの人で 大騒ぎでしたが 今は 義姉夫婦が 来るだけになりました。

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滅多にないお客様なので 常よりは きれいに花を飾りたいのですが、育てているもので 基本 賄いたいので 無ければ仕方がありませんが 今年は このユリがまだ 咲き残っていてくれました。
ちょうど 長芋、と思われる花が咲いていたので 添えてみました。

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お墓に持っていく四束の花も 賄えました。
土のある暮らしは こういうことができるのが 一番 だと感じているので、ちいさい「うれしい」を感じることができました。
気候によって 開花時期がずれてしまうこともあるので、今の時期に咲く 宿根草を もう二つくらい 増やしたいのでした。

お昼には 自家製の野菜をメインに使った料理を出しましたが義姉が「昔はすき焼きやった、今は時代が違うから期待してはいかん」と 台所でばたばたする私とは離れた座敷で話しているのが聞こえましたが、ふと おかしくもあるのでした。
以前だったら かっと頭に血が上ったろうなあ。
時を重ね 時が移っていくのを 眺めているのは 面白いものです。



by fuko346 | 2019-08-08 10:59 | 山里便り | Comments(14)

片づけをしていて 出てきたアルバムを 見ていましたら、、、
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父 です。

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私と。
ここはどこでしょう。

それから 60年ほどのときが 過ぎ去り、
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93歳
一人娘も どうも 朧になっているようです。
いのち というか 人生 というのか  なんなんでしょう。
ただ 生きていたこと は 永遠に消えません。

by fuko346 | 2019-06-04 10:20 | おもいつれづれ | Comments(10)