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月下逍遥

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きもの業界の新しい力

なんて たいそうなタイトルにしてしまったけれど、、
ここ少し前から感じていたことですが、お会いするきもの業界の若い方たちに、新しい力を感じます。
失礼ながら御年を召した業界の方々からは、その業界の 「まあ あれやこれやたいへんなこと」をずいぶんお聞きしたように感じています。
たいへんな状況が変わったわけではないでしょうが、でも、だから、それを変えて、少しずつ広く、遠くへ、この美しい日本の技術と文化を伝えて行くことに努力しよう、という気概を感じるのです。

私がきものを普通に着始めた頃、呉服業界って呉服屋さんからして ミラクルワールドというか、ダークワールド、というか、近寄りがたい感じでしたもん。

で、本日のおでかけです。
お友達と二人、五条の 蕎麦の実 よしむら でお蕎麦を食べて、向かったのが、

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素敵な作品の並ぶ、こちらの展示会場
私が しのごの書くよりも この取り組みについてはサイトをご覧ください。

きものアルチザン京都

a0236300_22301693.jpg たくさんお話を伺って、記念写真までお願いしてしました。
お二人の情熱が伝わってきて、きもの好き 布狂い、としてはとてもうれしかったのです。









この展示は明日、11日まで、です。
きものアルチザン京都 temporary shop
information
日時:2012.11.10-11 / 11:00-16:00
場所:絞彩苑 種田 内、ギャラリーにて
京都市下京区柳馬場五条上る 
tel. 075-351-4581

地図:http://goo.gl/maps/ZHF1U

アクセス:
京都駅から1.5kmタクシー5分
地下鉄五条駅徒歩5分、京阪清水五条駅徒歩5分

・会場では、きものアルチザン京都に参画している作り手の作品をお買い求め頂けます。販売する商品の一部を明日からfacebook上でご紹介致します。

この期間限定ショップは、着物を着ることを楽しまれているお客様にお越し頂くためのものです。京都に根ざし日々真剣にものづくりに取り組む各社の作品をゆっくりご覧頂ければ幸いです。

※13時-15時に着物でご来場の頂いた皆様には、ポートレートを撮影しはがきサイズのカードにしてプレゼントさせていただきます。(数に限りがありますので予めご了承くださいませ) 

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ポートレート しっかり撮っていただきました。
うれし恥ずかし。


a0236300_22475749.jpg その次にはこちらへ。
京都絞り工芸館で行われていた 更紗展
更紗 バティック と見ると 行ってしまう悲しい性(?)
インドネシアの古いバティック収集品の数々は、目の保養。
インド茜で染めた その色は 時を経て 渋くますますその美しさを増しているように感じました。
インドネシアといっても、地方 地方で特色があるのも よくわかりました。
これが個人の収集品というのは 驚きます。
こちらでも、お若い方に この展示のことも 絞りのことも たくさんお話を聞き、興味深かったです。
ここでも、単にきもの、に限らず ファッション業界 外国にも目を向けておいででした。
京都絞り工芸館のサイトはこちら

どちらも、とくにお買い上げ、もない客に とても熱心に対応してくださり、楽しい時間をありがとうございました。

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きもの 草木染め紬 (胴抜き) 岩崎さん作
帯   塩瀬地 チャンティン染め 九寸 橋本さん作

この紬布の美しさをお伝えしたく 写真を大きくしてしまいましたが、やはり 布の柔らかさと艶はもう一つ わかりません、残念です。
by fuko346 | 2012-11-10 22:35 | きもの | Comments(8)

曽和博朗・米寿祝賀能

曽和博朗・米寿祝賀能 4月27日(金)11時~ 京都観世会館
・舞囃子「絵馬」
 シテ:大江又三郎 力神:井上裕久 細女:片山伸吾
 笛:杉信太郎 小鼓:古田知英 大鼓:谷口正尋 太鼓:前川光範
・舞囃子「八島」
 種田道一
 笛:光田洋一 小鼓:伊吹吉博 大鼓:河村総一郎
・舞囃子「猩々」
 杉浦元三郎
 笛:森田保美 小鼓:幸正佳 大鼓:石井仁兵衛 太鼓:小寺真佐人
・独調「羽衣」
 クセ:曽和博朗 片山幽雪
・能「檜垣」
 友枝昭世 福王茂十郎
 笛:一噌仙幸
・半能「石橋」
 片山九郎右衛門 福王和幸
 笛:藤田貴寛 小鼓:曽和伊喜夫 大鼓:安福光雄 太鼓:小寺佐七
・狂言小舞 京童 茂山千五郎

他に独調もたくさん あり、お祝いの会とて、豪華なメンバー、力の入った舞台、盛り沢山の 楽しめる会でした。
やはり囃子方さんの会は とっても好きです。

友枝さんの 檜垣は、素晴らしく、これまたどういえばいいのか。
今まで見たお能と、やっぱり違う、面が迫って来て 時折、恐怖感まで感じました。
ゆったりした 序の舞、ほとんど動かないといってもいい舞い、なのに内にこもった力が、びりびりとこちらに伝わるような。

老女の面が、ふうとかすかに上向いたとき、はっとするほど若く、なまめいて見えたりもし、一体、これは何なんだろう、この舞台に現れているものは何なんだろう、前回と同じく思ってしまいました。
お能というのは ほんに奥深いもののようです。

昨日のことなのに、檜垣だけでなく、あれもこれもまた思い出され、いい舞台の余韻を楽しませてもらっています。


a0236300_0291390.jpg 夢のひとときの後は、現実に戻って、お腹を満たします。
常には急いで帰途に着くのですが、この日はお能つながりのお友達がいらしていたので、近くのお蕎麦屋さんへ行きました。
一番奥の小部屋は、景色がいいと聞いていたので、、、。
いい感じでしょ、水の流れが見えたり、音がするのは風情があるものです。



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桝富
ここは お蕎麦だけ ぱっと食べに何回か入りましたが、奥にこんな小座敷があったのだなあ、また ゆっくり来たいなあと思ったことでした。










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きもの 西陣お召 胴抜き
帯   塩瀬九寸名古屋 (野口)

帯の前柄は 葉っぱだけですが、、、






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お太鼓はこんな感じで、花はぐるっと円になっています。
こちらも一目で気にってしまったものです、意匠化されているとはいえ、藤は藤なので今の季節限定ですが、藤間流の踊りの会とかでもいいかもしれません。
すぐれたデザインと色だと思われません?
帯の地色は、この二つの中間くらいです、微妙な色目は上手く撮れないものです。

お能は素晴らしかったし、お蕎麦は美味しかったし、きものも自分なりに上手く取り合わせられたし、久しぶりのお友達とのしばしのお話も楽しかったし、お腹一杯 いい時間をいただきました。

あ、そうそう、会うことなどない、とネット上でお話していた方と5年以上たってから、能楽堂でお会いしました。
アメリカと滋賀でショウジョウバエの話していたのに、京の能楽堂で初めてお会いするとは縁は奇なもの、です。
お目にかかれてうれしかったです。
by fuko346 | 2012-04-28 13:24 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(8)

全削除

デジカメの画像、弐年分くらいを全削除してしまったもようです。
あらまあ、、、困った、、え、いえ そう困ってもいない自分に、そうかそういう時期なのかも、と思います。

清々しい、というのとは少し違うのですが、あるものは消えるのは道理なので、ふむふむそうか、消えたかったのか、なんぞとむりくりこじつけています。

撮ったものはきちんと整理、保管しなくてはいけませんね。
という天の声、と聞くことにします。

ということで画像がありませんが、24、24日は、ワインつながり きものつながりの仲間、の中心にいた京の染め師さんの一周忌とて、全国から集まった皆さんと楽しい時を過ごしました。
一周忌にちなんでの集まりに楽しいはないだろう、ではなく、その方のお人柄できっと一緒に楽しんでくれていただろうと、皆思っているのではないでしょうか。

集まりは イルギオットーネ クチネリーア  で。
彼の作品を身に纏った皆と美味し料理にワインに会話。
あんなことも こんなことも、あったね。
あのきものは彼女のところへ、あの帯はあの人のところへ、それぞれ個性にあったお似合いの場所へ収まっているのに納得します。

富夢さん 良い夜をありがとう。

以下 時系列で備忘録です。

まずはお仲間の河野夫妻の そめ・二人展へ。
工房のサイトはこちらです
(ごめんなさい 宣伝写真 消しちゃいました)

そこで数人の仲間と出会って ちょうど展示会をなさっていたkimono gallery 晏さんの会場へ。
たくさんの美しいものを見せていただきました、お世話になりました。
 ・サイトはこちら 

そしてメイン会場のギオットーネへ。

翌日は、ランチを先日伺って気に入った 菜の菜さん でゆっくりといただきました。
ご一緒したお友達も満足していただいたようで 良かったです。

その後、これまたお仲間が展示会をなさっている 三条堀川のギャラリーへ伺い、作品を拝見しました。

と書いてみると、美しい作品と美味しいもの、ひさしぶりの邂逅と、贅沢な二日間だった、と改めて思います。

えっと、お友達の美しい着物姿をおさめた写真も消えました。
またまたごめんなさ~~~い。

あ、そうそう。
この日は↓の 本場結城無地(胴抜き仕立て)と桜帯 (紬地 生駒暉夫さん作)でした。
富夢さんの作品で手持ちのものは単衣 夏もの、なのでこの日は使えず、工房で染めさせてもらった、半襟と帯揚げを使って彼を偲んだのでした。
そのときの記事はこちら。
旧ブログ
by fuko346 | 2012-03-26 17:13 | 美味しい場所 | Comments(6)

さ く ら  は、、、

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梅は咲いたか、桜は まだ、ですが、、
明日はこちらの取り合わせで 出かけます。

お久しぶりの皆さんと、遠くから馳せ参じる皆さんとお会いするのが楽しみにです。

雨、やんでしょうだいね。
by fuko346 | 2012-03-23 17:05 | きもの | Comments(6)

西陣お召

今日はお誘いいただいて、京都にきれいな布の数々を見に行きました。

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その前に、美味しいものでお腹が一杯に。
bホテル 秋の膳の一部、です。
存じおりの呉服屋さんのお声がけですが、初めてお会いするお客さん三人ともご一緒。
きもの話でわいわい わいわい。

二ヶ所の問屋さんにお連れいただき、たくさん美しい布だちを見ることができました。
とくにお目当てだったのは、小島秀子さんの作品。
ネットで見るものと実物は やはりまったく違います。
織り、に関してはたくさんの織り手がいらして、それぞれに素晴らしい作品を作っておいでですが、一味違うなあと、感じました。
感性、なのでしょうか。
御本人も会場にいらして、お話させていただくと、作品は人となりだと、感じます。

他にもたんとたんと、美しいものを見てぽーっとなって帰宅しました。
私はなんでこう、布に魅せられてしまうのでしょうか。。。

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この頃は、上等なものを見せていただくときは、さくっと気軽な装いにしたくなります。
最高気温は高く、25度近くなるといういことでしたので、

きもの 西陣お召 胴抜き
帯   秦荘紬 八寸名古屋
帯どめ 陶器 菊柄

紐などの小物類は夏使用。
襦袢は単衣。
これで歩くと少し汗ばむ程度でした。
とても羽織ものなどを、重ねる気持ちにはなりません。
11月になりましたのに、今年はことさら秋の深まりが、足踏みしているようです。


これは雑感。
この頃、すごい技術に凝って、これでもかと装飾の多い織物が、工芸展で入賞したりしていますが、それがかえって没個性に傾いたり、着るもの、から乖離しているなあ、と感じることがあります。
また紬などから、その産地らしさ、が失せていっているようなことも。

それって、どうも違うなあ、魅力が減じる方向へ行っているなあ、と感じています。

小島さんとお話していて、きっと同じようなことを思っておいでなのではないか、と感じました。
すっきりとしているのに、その人らしさ、その産地らしさが出ていて魅力的なものを作るのは難しいことだとは思いますが、それが成功しているものが、結局 残るような気がします。
by fuko346 | 2011-11-01 21:22 | 今日のきもの 秋 | Comments(0)