
以前 先生からいただいた皮、を使ったそれなりに大鼓練習用をアップしましたが、あれは打っているうちに、かくっと胴に見立てた竹がはずれてしまうので 改良しました。
はてな~~~と考えた末に思いついたのが、胴に似ていなくもないお椀。
使っていないお椀を装備してみると、いい塩梅です。
本物の胴が入っている ちゃんとした大鼓とは比べようもありませんが、お椀に音が響き、手が入った時の音、がわかります。
初心者の練習用には十分なのでした。
これでしつこく練習しますと、先生にお稽古で言われたことがよくわかり、はぁはぁと納得するのでした。
納得しても できるかといえばそういうわけではないので悲しいのですが、そのうちになんとかなるかもしれない、と思い始めました。
それまでは、???のてんこ盛りで、これは無理かもしれない、と感じていたのでした。
思い返せば お能が好きになってご縁でカルチャーセンターでお謡をかじり、またご縁でお笛をかじり、またまたご縁で今は大鼓です。
あはは、無謀だ。
老化の坂を転がり落ちているときに始めるものではありませんなあ、と今頃思っています。
少しわかりかけてきましたら、お手本を見ずに 暗譜しましょ、という課題に突きあたりました。
はあ。。。。
謡を覚えるのは短いものならどうにかなるし、お笛もメロディーがあるので必死になればなんとなったのですが、大鼓は謡の間、に囃すものなので、もう丸覚えするしかありません。
はあ。。。
なんたって記憶力というものが ぼろぼろなので、ため息しか出ませんが、やるしかありません。
ぼつぼつ いきましょう。
*大鼓(おおつづみ または おおかわ)能のお囃子に使います。小鼓でも太鼓でもありません。